
小怒田ノ尾根、茅嵓尾根
(2/2)
■つづら岩→(1時間)富士見台→(20分)白倉分岐→茅嵓尾根→(1時間40分)[GOAL]白倉バス停→JR五日市線武蔵五日市駅
茅嵓尾根はしっかりした登山道が大きなくの字くの字で尾根を左から右へ右から左へと乗り越しながら高度を下げていきます。下端部でちょっと冒険、と思ったらちゃんとした冒険になっちゃいました。
 こんなところ下ったっけ、などと思いながら引き返します。
こんなところ下ったっけ、などと思いながら引き返します。 可憐な花を通過します。残念ながら全員、後ろ向きです。
可憐な花を通過します。残念ながら全員、後ろ向きです。 正面にドーンと富士山が見えていたんですが。
正面にドーンと富士山が見えていたんですが。 イイ感じのアベックがいなくなっていました。1054mの標高点、大怒田山のてっぺんと思われるところまで来てみました。ただのヤブです。
イイ感じのアベックがいなくなっていました。1054mの標高点、大怒田山のてっぺんと思われるところまで来てみました。ただのヤブです。 四阿の近くにワラビが生えていました。
四阿の近くにワラビが生えていました。 さて、茅嵓尾根に向かいます。
さて、茅嵓尾根に向かいます。 こんな道を歩いたりします。
こんな道を歩いたりします。 正面に富士山がドーンと見えていたんですが。ベンチがコの字形に設置されている場所からの景色です。
正面に富士山がドーンと見えていたんですが。ベンチがコの字形に設置されている場所からの景色です。 大岳鍾乳洞への分岐を通過します。
大岳鍾乳洞への分岐を通過します。 すぐに1056mの標高点です。茅嵓尾根のてっぺんです。とくになにがあるわけではありません。先に進みます。
すぐに1056mの標高点です。茅嵓尾根のてっぺんです。とくになにがあるわけではありません。先に進みます。 ちょっと下ると茅嵓尾根が見えてきました。
ちょっと下ると茅嵓尾根が見えてきました。 白倉の分岐です。
白倉の分岐です。 こんな尾根です。急勾配ですが大きくゆったりとしたくの字くの字の道がついています。
こんな尾根です。急勾配ですが大きくゆったりとしたくの字くの字の道がついています。 石垣があったりもします。
石垣があったりもします。 登山道をはずれてテキトーに尾根上を歩いたりもします。
登山道をはずれてテキトーに尾根上を歩いたりもします。 下ってきて
下ってきて 下ります。
下ります。 下ってきて
下ってきて 下って
下って ここから登山道を歩くことにします。
ここから登山道を歩くことにします。 見晴らしのいい道が続きます。
見晴らしのいい道が続きます。 780m圏。枝尾根の突端に出ました。嵓は嶽の意味もあるそうで、茅の取れる大岳山への尾根、茅の取れる岩山みたいなネーミングじゃないでしょうか。枝尾根ですが、ここなんかはそんなイメージの場所です。
780m圏。枝尾根の突端に出ました。嵓は嶽の意味もあるそうで、茅の取れる大岳山への尾根、茅の取れる岩山みたいなネーミングじゃないでしょうか。枝尾根ですが、ここなんかはそんなイメージの場所です。 ちょっと左方向。
ちょっと左方向。 ぐっと右の方向。登山道は枝尾根を回り込んで
ぐっと右の方向。登山道は枝尾根を回り込んで やがて植林の中へ。
やがて植林の中へ。 深くえぐれた登山道になりました。
深くえぐれた登山道になりました。 「六丁」と彫られた標石。これまで「八」「七」を見ました。
「六丁」と彫られた標石。これまで「八」「七」を見ました。 下ります。数字は減っていきます。上の数字はいくつまでなんでしょう。
下ります。数字は減っていきます。上の数字はいくつまでなんでしょう。 社でしょうか。
社でしょうか。 地蔵さんが安置されていました。
地蔵さんが安置されていました。 横には祠と碑。右の祠は「大山祇大神」と彫られています。一般的には大山祇神(おおやまづみのかみ)と表記されるようです。山の神様の元締めみたいな山の神様で、娘は富士山の神様です。酒の神様でもあります。碑は読めませんでした。
横には祠と碑。右の祠は「大山祇大神」と彫られています。一般的には大山祇神(おおやまづみのかみ)と表記されるようです。山の神様の元締めみたいな山の神様で、娘は富士山の神様です。酒の神様でもあります。碑は読めませんでした。 林道に出ました。
林道に出ました。 標石は「二丁」。
標石は「二丁」。 目指す「白倉バス停」は2方向あります。林道を進む左方向と
目指す「白倉バス停」は2方向あります。林道を進む左方向と 林道の向かいです。
林道の向かいです。 尾根筋の林道向かいをチョイス。
尾根筋の林道向かいをチョイス。 鳥居をくぐります。
鳥居をくぐります。 くぐりました。立派な鳥居です。笠木(かさぎ)と呼ばれるいちばんの上の横木には銅板が葺かれています。
くぐりました。立派な鳥居です。笠木(かさぎ)と呼ばれるいちばんの上の横木には銅板が葺かれています。 右の石柱は「大嶽社」と彫られています。
右の石柱は「大嶽社」と彫られています。 ここが「一丁目」でした。最終丁はやはり大嶽神社なのでしょうか。
ここが「一丁目」でした。最終丁はやはり大嶽神社なのでしょうか。 登山道は、というか参道なんですね。参道は左へグーッと曲がっていきますが、そのまま尾根上を下ってみます。
登山道は、というか参道なんですね。参道は左へグーッと曲がっていきますが、そのまま尾根上を下ってみます。 進んでいくと道がちゃんとありました。
進んでいくと道がちゃんとありました。 水が貯まったコンクリート枡を通過します。
水が貯まったコンクリート枡を通過します。 予想外の立派な道です。
予想外の立派な道です。 快適です。左手から水の流れる音が聞こえてきます。
快適です。左手から水の流れる音が聞こえてきます。 直進はデンジャラス。突き出た岩に太いワイヤーのアンカーが打ち込まれています。左に道がついていました。
直進はデンジャラス。突き出た岩に太いワイヤーのアンカーが打ち込まれています。左に道がついていました。 突き出た岩を通過します。
突き出た岩を通過します。 2宇の祠が見えてきました。
2宇の祠が見えてきました。 こちらが正面。奥から下ってきました。祠は白倉の集落を向いています。
こちらが正面。奥から下ってきました。祠は白倉の集落を向いています。 ほうじ茶を飲みながら周囲を偵察します。これは尾根の続き。バシッと切れ落ちています。
ほうじ茶を飲みながら周囲を偵察します。これは尾根の続き。バシッと切れ落ちています。 ちょっと右。こちらも下れそうにありません。
ちょっと右。こちらも下れそうにありません。 その右に尾根をトラバースする道がありました。
その右に尾根をトラバースする道がありました。 反対側にも。こちらのほうが歩かれているようです。尾根を下ってきて左のこの道に踏み入ります。
反対側にも。こちらのほうが歩かれているようです。尾根を下ってきて左のこの道に踏み入ります。 が、とんでもない急降下です。谷沢の音が聞こえてきます。んー、引き返します。
が、とんでもない急降下です。谷沢の音が聞こえてきます。んー、引き返します。 反対側の道にします。こちらは踏み跡は薄いんですが傾斜は緩やかです。
反対側の道にします。こちらは踏み跡は薄いんですが傾斜は緩やかです。 道路はすぐそこなんですが落石防護網が張られています。ヤバイ状況です。下を覗き込みながら右に移動します。
道路はすぐそこなんですが落石防護網が張られています。ヤバイ状況です。下を覗き込みながら右に移動します。 防護網の手前の防護壁の切れ目が見えました。あそこに降りてみます。
防護網の手前の防護壁の切れ目が見えました。あそこに降りてみます。 防護壁の向こう側です。壁に沿って明るいあちらに歩いていきます。
防護壁の向こう側です。壁に沿って明るいあちらに歩いていきます。 こんな場所に出ました。ダーッと下りたいんですが電気柵が張り巡らされています。左へトラバースします。
こんな場所に出ました。ダーッと下りたいんですが電気柵が張り巡らされています。左へトラバースします。 電気柵にこんな大きな穴が開いている場所があったんですが、侵入するのはちょっと気が引けます。防護壁の前を先に進みます。
電気柵にこんな大きな穴が開いている場所があったんですが、侵入するのはちょっと気が引けます。防護壁の前を先に進みます。 どんどんトラバースしていくとまた植林の中に入りました。
どんどんトラバースしていくとまた植林の中に入りました。 沢の上に出ました。ここで滑落したら典型的な遭難です。切れ落ちています。ヤバイです。ジーッと観察します。ちょっと下流に移動してジーッと観察します。なんとか沢に降りられそう。対岸からは簡単に道に上がれそうです。
沢の上に出ました。ここで滑落したら典型的な遭難です。切れ落ちています。ヤバイです。ジーッと観察します。ちょっと下流に移動してジーッと観察します。なんとか沢に降りられそう。対岸からは簡単に道に上がれそうです。 防護網のワイヤーや木をつかみながら
防護網のワイヤーや木をつかみながら 無事、なんとか沢に降りました。
無事、なんとか沢に降りました。 沢を渡りました。
沢を渡りました。 道に上がってきました。
道に上がってきました。 すぐに白倉バス停です。向かいの商店で缶ビールを購入。正面中央は茅嵓尾根の最下端です。これにて茅嵓尾根はおしまい。乾杯!
すぐに白倉バス停です。向かいの商店で缶ビールを購入。正面中央は茅嵓尾根の最下端です。これにて茅嵓尾根はおしまい。乾杯!山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございます。デンジャラスな場面が多かったですが充実した尾根歩きでした。また、よろしくお願いします。