奥多摩尾根歩き
越沢アルペンルート、鉄五郎新道、梅沢左岸尾根

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大塚山→(15分)中ノ棒山→丹三郎尾根→(15分)760m圏→梅沢左岸尾根→(1時間25分)道路→吉野街道→神路橋→御岳渓谷左岸遊歩道→(1時間25分)[GOAL]JR青梅線沢井駅


梅沢左岸尾根の下降点はちょっとわかりづらかったんですが、分厚い落ち葉に埋まりながら急勾配を下っていくと、「アッと驚く為五郎」です。なんと、そこそこしっかりした道が尾根上に現れました。林道を横切るとさらにどんどん道らしい道になって、、、。

大塚山を後にします。青梅市と奥多摩町の境界尾根を北に下ります。
分岐はまっすぐ「丹三郎 JR古里駅」方面へ。
快適な境界尾根です。
中ノ棒山に到着。846mの標高点が設定されています。ここで境界尾根は右に下っていきます。梅沢左岸尾根の下降点は直進です。
歩きやすい尾根道はつづきます。
左手に登ってきた鉄五郎新道が見えました。
梅沢左岸尾根です。とくに目印になるようものはなかったような。760m圏です。ザックを降ろしてちょっと休憩。チェーンスパイクを履きました。
下ります。
植林帯に突入します。
下ってきて
下るんですが、下るほどに踏み跡が濃く道っぽくなってきます。
雑木の尾根になって右に青梅市と奥多摩町の境界尾根が見えました。
640mあたりの分岐です。左へ。
濃い踏み跡はボブスレーコースみたいな凹んだ道になりました。
凹み道が蛇行してややこしい地形です。テキトーに尾根上をたどります。
気になっていた林道(梅沢寸庭線)への下降です。すんなり着地できました。
鉄棒でできた古そうな階段がありましたがその横の深く抉れた斜面を下りました。
林道を横切ったすぐ向かいが梅沢左岸尾根のつづきです。
520m圏の分岐です。ほぼ直進します。
林道を横切ってからますます歩きやすい尾根道になりました。
499mの標高点あたりを通過します。なにもございません。
「急傾斜地崩壊危険区域」の白い杭をぽつりぽつりと見るようになりました。
440m圏の分岐です。右へ。
植林内の急降下です。
下ってきて
下ります。凹み道はほぼ無視して尾根上を下っていきます。
凹み道は尾根をはなれていく雰囲気です。360m圏です。
凹み道が絡まないフツーのヤセ気味の尾根になりました。エンジン音が大きく聞こえてきます。
倒木が尾根を完全にふさいでいましたが、右の根元をひょいとまたげました(ちょっとウソです)。
左手下に道路(吉野街道)が見えてきました。
右手下には梅沢と対岸の細い舗装道路が見えます。
ヤセ尾根を歩いてきて小ピークのやや急登です。登りながら鐘の音を2回(だったかな)聞きました。時計を見ると正午です。
下って次の小ピークです。
375mの標高点が設定されているピークです。「独標三七五m」と書かれた木札が下がっていました。
右に曲がりながらの急降下です。
下って次の小ピークです。小ピークが3つ連続しました。
急降下です。
尾根をぐるっと回り込む道路が見えてきました。
ズッザズザズザと下ります。
藪を抜けて
3段の石段を下って梅沢左岸尾根はおしまいです。
あちらから下ってきました。
路地の向こうに奥多摩大橋、対岸の右手に川井駅が見えます。時刻はまだ早いので御嶽駅をめざして多摩川沿いを歩くことにしました。
梅沢のちょっと手前で立ち寄った「梅沢のイヌグス」。古くから「梅沢のモチノキ」と呼ばれていたけれどイヌグスだと判明したらしい。名前は変わっても威容は変わらず。樹高18m、幹周6m。
吉野街道を歩いています。奥多摩町から青梅市へ。
御嶽神社の大鳥居を背にして
多摩川に下っていきます。
神路橋(かみじはし)という畏れおおい橋を渡ります。
多摩川はカヌーやボードで立ち漕ぐSUP、
フリークライミングなのかボルダリングなのかで賑わっていました。
多摩川左岸の遊歩道をてくてく歩き、御嶽駅を過ぎ、沢井駅です。駅近くの高野商店を当てにしていたんですが閉まっていました。なにかに操られるように駅をちょっと過ぎると福島屋酒店というお店がありました。神の采配でしょう。缶ビールを購入。
青梅行きの電車がやってきました。左手奥に鉄五郎新道梅沢左岸尾根が見えます。いや、見えているはずです。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。越沢アルペンルートの鎖場に腰が引けまくり、梅沢左岸尾根のしっかりした尾根道にちょっぴり拍子抜けした楽しい尾根歩きでした。また、よろしくお願いします。