今回は稲村岩尾根の中間あたりからカイキ尾根を下り、鷹ノ巣山中尾根を登りました。前回、巳ノ戸沢右岸尾根を登ったときの続きといえば続きです。
『花のひかり』(komado氏)の記事を大いに参考にさせていただいたんですが、カイキ尾根から小六谷への下降がかなりデンジャラスそう。ただ、17年以上前の記事なので現場の様子はかなりそーとー変わっている、と考えるのが妥当です。行ってみないことにはわかりません。で、行ってみてわかりました。めちゃめちゃデンジャラスでした。
以下、「命あっての物種」という言葉が何度か頭をよぎった記録です。

カイキ尾根、鷹ノ巣山中尾根
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■コース | JR青梅線奥多摩駅→[START]東日原バス停→稲村岩尾根の登山口→巳ノ戸林道分岐→(1時間15分)稲村岩分岐→稲村岩尾根→(1時間20分)稲村岩尾根1330m圏→カイキ尾根→(1時間10分)小六谷・金左小屋窪出合近く→(10分)金左小屋窪左岸尾根取付→金左小屋窪左岸尾根→(2時間40分)石尾根1650m圏→水根沢林道→(2時間40分)[GOAL]奥多摩湖バス停→JR青梅線奥多摩駅 (9時間15分) |
■歩いた日 | 2024年4月13日(土) |
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■JR青梅線奥多摩駅→[START]東日原バス停→稲村岩尾根の登山口→巳ノ戸林道分岐→(1時間15分)稲村岩分岐→稲村岩尾根→(1時間20分)稲村岩尾根1330m圏→カイキ尾根→(1時間10分)小六谷・金左小屋窪出合近く
カイキ尾根は稲村岩尾根の1330m圏から東へ下り、小六谷と金左小屋窪という沢の出合に没している尾根です。『奥多摩 登山詳細図(西編)』(吉備人出版)に名前が記載されています。
急降下があったり植林と自然林の境い目の尾根を下ったりするのは、フツーの尾根ではあるんですが、はたして小六谷にすんなり降ろしてくれるのか、この一点に関してカイキ尾根はフツーではありませんでした。














































ははーん、カイキ尾根は「帰り尾根」だったんだな。仕事道はここで終わり、あとは帰るだけ。「かえり」→「かいき」の転訛があってもおかしくはありません。


















対岸に渡り、石積の上で休憩します。次は鷹ノ巣山中尾根なんですが、さて、いったいどこから取付けばいいんでしょ。
カイキ尾根から小六谷への下降。下降点から小六谷や鷹ノ巣山中尾根下端のようすを簡単にまとめた動画です。