奥多摩尾根歩き
神塚尾根、雷電山西尾根

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岩茸石山→名坂峠→(50分)上成木バス停→伏木橋→旧伏木峠越ルート→旧伏木峠→伏木峠→白岩上ノ橋→(1時間)榎峠


4つの峠を歩きました。伏木橋から旧伏木峠、伏木峠を越えて白岩(しらいわ)地区までの道は少々荒れているけれど古道の雰囲気に充ち満ちていました。

岩茸石山の山頂でたっぷり休憩をとり、まずは山頂直下の名坂峠に向かいます。草が夏! って主張しています。
名坂峠に到着です。右下の「升が滝 上成木バス停」方向に進みます。
下ります。
名坂沢にぶつかりました。ここでは水の姿は見えません。
いつの間にか水が流れ、
涼しげな音を立てます。暑いけれど。
名坂沢沿いのこの道は上成木川井線というようです。
「切石(きりいし)」を通過します。左端に見える支柱に1000字近いいわれが吊り下げられていました。
籠岩を通過します。日原の籠岩をグーとグーとさらにグーとグーと思いっきり縮めた感じ。
升が滝への入口を通過します。
歩けば頑丈なんですが、見た目で損をしている端を渡ります。
左奥から下ってきて成木集落のの道路に合流しました。
電話とトイレ、二大公衆施設がそろっていました。
成木川の上流端のそのまた上流に沿って下っていきます。
成木川の上流端を通過します。
上成木バス停を通過しようと思ったんだけれども、まっ、一応ね、発車時刻なんかを調べてみたところ待ち時間は6時間超。カフェオレを飲み干したのでザックから水を凍らしたボトルを引っ張り出します。イイ感じに溶けていました。先に進みます。
成木街道を右に下って2つ目の橋が伏木橋でした。
親柱にセミの抜け殻がしがみついていました。
橋を渡ると伏木林道です。一般車両通行止の看板が立っていて
すぐ先で路肩が崩れていました。
伐採地から水が流れ落ちてきて地盤のゆるい場所を攻めた、という構図でしょうか。
崩落地のちょっと先からいきなり細い山道になります。少々荒れ気味です。
流れが消えた沢沿いの道を歩くんですが、
道は水流で抉れて溝になっています。溝を右往左往しながら登っていきます。
見上げると絵に描いたような峠が見えます。
峠に到着。『奥多摩 登山詳細図(東編)』(吉備人出版 以下『詳細図』)によると旧伏木峠です。
小さな石の祠が立っていました。
あちらから登ってきて
これは東の尾根。
西の尾根。
西の尾根を巻くように道が伸びています。古人もここで休んだんだよねー、などと思いながらザックを降ろして氷水を飲みます。
緩んだズボンのベルトを締めてザックを背負い、巻き道に踏み入ります。
水の流れる音を聞きながら歩きます。
沢を渡ります。せっかくなのでまたザックを降ろし、沢の水で顔を洗って頭から水をかぶり、タオルを水に浸して絞って浸して絞ってもう一回浸して絞って首にかけて出発です。
小尾根をいくつか乗越して
伏木峠に到着です。
峠は四叉路になっています。
朽ち落ちた道標は「軍畑駅(いくさばたえき) 青梅街道」を差していました。
「白岩(しらいわ) 軍畑」方向に進みます。
道標を通過すると
ほどなく白岩の集落が見えてきました。
伏木峠の反対側、成木の集落とよく似ています。
白岩地蔵尊と
石の道標のすぐ先で
都道に合流します。
暑いです。頭にタオルを被って歩道を下ります。
榎峠らしき地点のちょっと先 、道路の向こう側に青梅丘陵ハイキングコースの西端があります。