奥多摩尾根歩き
石原小屋窪左岸尾根と右岸尾根、篶ヶ窪左岸尾根と右岸尾根

(2/4 石原小屋窪右岸尾根)


熊倉山→石原小屋窪右岸尾根→(1時間20分)石原小屋窪出合


石原小屋窪右岸尾根の下降点はめちゃくちゃわかりづらく、地形図やスマホGPSが指し示す方向は幅広のベターっとした植林帯の急斜面で尾根の尾の字も見えません。ええままよ、と下っていくとすぐに尾根の形がはっきりしてきました。

三頭山や
御前山や大岳山をながめ、
「深山の路」を引き返しながら石原小屋窪右岸尾根を探します。ピークとピークを結ぶ尾根の形はちっとも見当たりません。確かに地形図も幅広の等高線が平行に並んでいてビシッとした尾根の形は描かれていません。スマホGPSで位置を確認。どうやらこのあたりから石原小屋窪右岸尾根が下っているようです。頭の欠けた標石が埋まっています。急斜面の切り株や立木に古そうなテープが見えます。下ります。
急降下からすぐに尾根の形がはっきりしてきました。
間伐された木をまたいだり乗ったりしながらズザザザと下ってきて
220mあたりの分岐は左へ。
似たような風景のなかを下ってきて
1170m圏の分岐も左へ。勾配はちょっと落ち着きました。
急降下はぶり返し、左が雑木になりました。
立ち止まると雨粒と落ち葉がパチパチパチパチとつぶやく音が聞こえます。
1100mの分岐は右へ。左の尾根(この写真)は雑木に囲まれていきます。進みたい石原小屋窪右岸尾根は植林と雑木の境い目を下っていきます。
ちょっとヤセてきました。
尾根の左側。ハチザス沢に向かってそこそこの勾配の斜面です。
尾根の右側は石原小屋窪。植林帯の急斜面です。
グーッと上り、
ピークは1000m圏の分岐です。高下駄を履いたウサギの足みたいな地形図(切り替え画像)のあたりです。左にクッと曲がります。
急降下です。先ほどから尾根は右に左にくねっています。
970mあたり。なんともとらえどころのない地形の分岐です。右に進みます。
これは左の尾根。ゆるやかな段差の下の平坦地が左右に広がっていて右の尾根にもつながっています。って、ちょっと何言ってんのかわかんないです。
そんな(どんな?)右の尾根を歩きます。
右手からはハチザス沢の音が聞こえ、
左手から石原小屋窪の音が大きく聞こえてくるようになりました。ちらりと水の流れも見えました。
900あたりの小ピークを通過し、
下ってすぐの分岐は左へ。
下ってきて
下ります。水の流れる音がどんどん大きくなっています。石原小屋窪の出合はもうすぐのはずです。
下ってきて
石原小屋窪の向こうに石原小屋窪左岸尾根の支尾根の下端が見えてきました。
石原小屋窪(左)とハチザス沢の出合の上に立ちました。これにて石原小屋窪右岸尾根はおしまいです。
次は篶ヶ窪左岸尾根を登ります。ハチザス沢の上流(右後方)に向かいます。