今回は氷川屏風岩尾根(ひかわびょうぶいわおね)から本仁田山(ほにたやま)に登り、平石妙指尾根(ひらいしみょうざすおね)を下りました。
氷川屏風岩尾根からゴンザス尾根、花折戸尾根(はなおりどおね)を経て本仁田山に至るとんでもなくキビシい登りはかつて珍妙な5人組がドタドタと踏み荒らしたルートですが、今回はひとりでヨタヨタと登りました。
平石妙指尾根は平石山から南に下って日原川に没している尾根です。平石山までは本仁田山から平石尾根を下ります。平石妙指尾根の下部はとくにとんでもない急降下で踏み跡はあやふや。日原川(にっぱらがわ)の流れもザンザンと脅すような轟音であまり歓迎してくれているようには聞こえません。東隣の尾根に移ろうとトラバース(山腹水平移動)を始めたのはいいけれど崩落した谷地形を越えられずに高巻いたり、巻き下ったり、謎の遺構に出くわしたり、踏み跡さえ消えた藪漕ぎに泣きそうになったり、深い谷に架かった小さな橋が見えたときのうれしさといったらそれはもう。
というレポートです。

氷川屏風岩尾根、平石妙指尾根
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■コース | [START]JR青梅線奥多摩駅→(20分)氷川浄水所→氷川屏風岩尾根→(1時間20分)ゴンザス尾根→(1時間)花折戸尾根→(1時間)本仁田山→平石尾根→(25分)平石山→平石妙指尾根→(2時間50分)安寺沢→(25分)[GOAL]JR青梅線奥多摩駅 (7時間20分) |
■歩いた日 | 2022年8月12日(木) |
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■[START]JR青梅線奥多摩駅→(20分)氷川浄水所→氷川屏風岩尾根→(1時間20分)ゴンザス尾根→(1時間)花折戸尾根→(1時間)本仁田山
氷川屏風岩尾根は多摩川と日原川の出合から北東にせり上がり、ゴンザス尾根にぶつかるまでのごく短い尾根です。ルートの途中に氷川屏風岩という岩登りに使われる岩壁があるので氷川屏風岩尾根と呼んでいます。テキトーな名付けです。ひたすら急登がつづき、全行程の3割ほどにロープが張られ、鉄の階段なんかも設置されている面白しんどい尾根です。
ゴンザス尾根も花折戸尾根にぶつかるまでそこそこの急登がつづき、花折戸尾根もまあまあの急登が続き、ようやく本仁田山の山頂にたどり着きます。

右奥に氷川屏風岩尾根が見えています。鞍部の下の白っぽいのが氷川屏風岩です。




















































