奥多摩尾根歩き
アセモ沢左岸尾根、上岡沢右岸尾根

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撤退→アセモ沢左岸尾根枝尾根→アセモ沢左岸尾根と作業道→(1時間50分)天平尾根登山道→(5分)アセモ沢左岸尾根てっぺん→上岡沢右岸尾根→(1時間10分)[GOAL]丹波バス停→JR青梅線奥多摩駅


上岡沢右岸尾根は登ったときより斜度が増したに違いありません。自然林やちょっとした岩場、人工林の中をザレて滑りやすい急降下が続きます。

撤退を決めた地点で見上げます。扁平で拳より一回り大きい石が親指と人差し指を丸めたくらいの石の上に載っていて小ぶりの石はもう少し小さな石に載っていて、要するに何も山にくっついていない状況です。こういうとき頼りになる木の根っこもほとんどなくてかなりキツい這い登りです。滑落したらちょっと大変な尾根というか崖です。
登ってきて、
登ります。
ガレザレズルをなんとかクリアし、登ってきて、
登ります。 あそこから山触りが一変します。
残置ワイヤーを通過し、
あちらから登ってきて、
アセモ沢左岸尾根を下ったときに最後に横断した作業道に合流しました。
そのまま尾根を登るのもつまらないかな、ちょっと急登はしんどいし、などと思っていると体はなんの抵抗もなく作業道に踏み入れるのでした。
これはアセモ沢のあたりを見下ろしたところ。結局、アセモ沢の姿は見られずじまいでした。
作業道を歩きます。
どんどんどんどん、
どんどん歩きます。
こういう分岐ではアセモ沢左岸尾根から離れない右に登る道をチョイス。
そこそこの急登でアセモ沢左岸尾根に合流しました。
タッチアンドゴーで作業道を歩きます。
1350m圏でアセモ沢左岸尾根とまた合流。ここから尾根を登るか作業道を辿るか、ちょっと思案。
作業道はサヲウラ峠につれってくれそうな雰囲気まんまんです。尾根筋を離れてそのまま作業道を歩くことにしました。
こんな道が続きます。
作業道に不穏な動きがあればすぐさま左上のアセモ沢左岸尾根に這い上がる心づもりでしたが、
天平尾根の登山道に合流しました。2分ほど前、登山道を右から同年代と思われる男性ハイカーがやって来るのが見えました。わたくしは、そこそこ疲れてはいるけれどまーまー困難なルートを歩いてきたちょっとした猛者ですよ、みたいな雰囲気を発散させようと苦み走った表情(つもり)で歩いていたんですが、彼は「こんにちは!」と大きな声で挨拶してくれてスタスタスタと歩み去ったのでした。わたくしは「コンチワ」と彼の背中を見送るばかりでした。
道標の向こうから歩いてきました。ここでちょっと思案。サヲウラ峠から丹波バス停まで登山道を下るのはちょっとつまらないです。
そこで以前に登ったことのある上岡沢右岸尾根を下ることにしました。「丹波天平」方向に進みます。
ちょっと歩くとあちらにアセモ沢左岸尾根のてっぺんが見えてきました。
登山道の反対側が上岡沢右岸尾根のてっぺんです。数時間前にサヲウラ峠への登山道から外れてここに登ってきました。
下ります。
どんどん下ります。
ここで尾根は分岐します。1330mあたりです。右は登山道を外れて登ってきた尾根です。左の上岡沢右岸尾根を下ります。
かなりの急降下です。
下ってきて、
下ります。アセモ沢左岸尾根と違ってこちらはズルズルと滑ります。
この先で尾根は分岐します。1240mあたりです。右に進みます。
急降下が続きます。
下ってきて、
下ります。
大きな岩塊を左に見ながら下ります。
下ってきて、
やはり急降下です。右に左に木の幹に掴まりながら下ります。イメージはテナガザルです。
岩の横に細い通路ができています。枯れ葉がぶ厚く積もっていました。
通過しました。
岩ゴツの急降下から
岩ゴツの少ない急降下になって
ここは970mあたり。地形図でははっきりしませんが尾根は分岐しています。右に進みます。
大木の先に劇坂が隠されていました。
ズザザズザズズと下ります。
また岩が出てきました。
岩と岩の間をテキトーにクネクネと曲がりながら下ってきました。
赤帽黒杭が出現。そろそろ尾根の下端です。左の上岡沢に近寄りながら下っていきます。
左の下方がポカリと明るいです。
テキトーにずんずん近づきます。あそこは以前に上岡沢右岸尾根を登ったときに通過した場所のはずです。
到着。正面にドーンと見えるのは上岡沢左岸尾根です。
薄い踏み跡を辿ります。
沢に向かってテキトーに歩きます。
ハッキリした道に出ましたがここから上の道は流されて消失しています。
上岡沢に出ました。沢は石で埋まっていて水の流れは見えず、音も聞こえません。
上岡沢の真ん中に立ってみました。ちょっと下流に砂防堰堤があって、遠景に丹波川の対岸の山塊がドンと見えました。
これにて上岡沢右岸尾根はおしまいです。さようなら! 上岡沢右岸尾根!
階段を下り、
木のアーチをくぐり鉄のゲート横を通過します。
農道に出ました。右手に午前中に通った扉が見えます。
上岡沢を渡ります。このすぐ上流から水は地表に出ているようです。
戻ってきました。
ショートカットかな? まっすぐ下ると丹波バス停はすぐそこです。
丹波バス停に到着。2時間近く待ち時間があります。商店にビールを買いに行ったり、
上岡沢右岸尾根の写真を撮ったり、バス停のベンチでジーッとしてボーッとしたり、ビールを買い足したりしていると、
最終バスが静かに到着です。4人が乗車しました。
天平尾根の枝尾根を歩こうと何度か丹波山村に通ってきましたが、今回で一応打ち切ります。残った尾根はわたくしには急峻すぎて無理そう。山の神様、地権者の皆様、本当にありがとうございました。