輪光院ツガ尾根、平溝尾根ほか(その2の1)

今回は「大丹波川左岸名も無き尾根(大左名無し尾根 おおさななしおね)」シリーズの第10弾です。輪光院ツガ尾根(りんこういんつがおね)を登り、岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根(いわたけいしのさわながそねくぼちゅうかんおね)を降下。次いで玉指沢左岸尾根(たまざすさわさがんおね)を登り、平溝尾根(ひらみぞおね)を軍畑(いくさばた)まで下りました。
「大左名無し尾根」第10弾の輪光院ツガ尾根は、大丹波集落の輪光院という寺の上に立っているツガの大木からグーッと登って馬仏峠(まぼとけとうげ)という馬仏山の北にある峠あたりまでの尾根です。上部は「大左名無し尾根」の第8弾で下った栗ノ沢右岸尾根(くりのさわうがんおね)と重なります。
輪光院ツガ尾根と同様、岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根も玉指沢左岸尾根もテキトーに付けた名前です。場所を文字で書くのはとてもややこしいので下の地図を参照してください。沢の名前は『奥多摩 登山詳細図(東編)』(吉備人出版)によっています。
平溝尾根はこれまで一度下って大変な目にあって(道迷い)ならばと一度登ったことがあります。今回は『登山詳細図』の登山道を辿らず尾根に忠実に歩いてみました。
今回は期せずして、気持ちよかったりちょっぴり怖かったりの大伐採地を巡る尾根歩きになりました。
「大丹波川左岸名も無き尾根(大左名無し尾根)」シリーズはとりあえず区切りがイイ今回の第10弾をもっておしまいにします。

コース [START]JR川井駅→(50分)輪光院のツガ→輪光院ツガ尾根→(1時間10分)馬仏峠の近く→(10分)岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根→(40分)平溝林道→玉指沢左岸尾根→(1時間)登山道→平溝尾根→(2時間)平溝林道→(20分)[GOAL]JR軍畑駅
歩いた日 2019年4月13日(土)
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。


[START]JR川井駅→(50分)輪光院のツガ→輪光院ツガ尾根→(1時間10分)馬仏峠の近く→(10分)岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根→(40分)平溝林道


輪光院ツガ尾根は最上部のとんでもない急登にやられました。岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根はまさに伐採中の広大な伐採地の縁を下ります。


おはようございます。JR青梅線川井駅です。いい天気です。

大丹波川の右岸を上流に向かいます。

大丹波川国際ます釣場の看板の

対岸にツガの大木が見えます。見えないか。右の大きな木です。

サクラが満開でした。

右下が輪光院で、その上で樹冠がポコッと盛り上がっているのがツガの大木。あそこから左上に輪光院ツガ尾根を登ります。

北上川橋(きたかみがわばし)を渡ってすぐ右折したほうが近道のようですが、

もうちょっと先のこの道標を右折しました。なんとなくです。そういえば「花の里」は閉店しちゃいましたよね。

輪光院。

小さな社の奥に白い道標が見えます。階段を登ります。

ツツジの仲間でしょうか。わたくしにはさっぱりわかりません。

大丹波は冬のイルミネーションが有名です。と書いてはみましたが、有名かどうかは正直わかりません。わたくしは知っていましたが。そんなことはともかく、これはとてもきれいなイルミネーションの星になる元です。

ツガまで登ってきました。

樹高は32mあり、

幹の周りは3.7mあると案内板に書いていました。

展望台からは大丹波の集落が見渡せます。わたくしは怖いので先までは行けません。

ツガの根元には2宇の祠が建っていました。

で、こちらが輪光院ツガ尾根です。金網の扉が針金で閉じられていました。4か所も。針金の錠は何度か経験しましたが、4か所という頑丈さは初めてです。かたくなな態度にちょっと迷いましたが、通らせていただきました。ありがとうございます。

登り初めはこんな感じ。

登ってきて、

登ります。

登ってきて、

登ります。

左手前方に自然林が見えてきましたが、

自然林はすぐ消えて急登だけが残り、

登ってきて、

ちょっとなだらかになりました。

自然林と植林の境を歩くようになりました。

北東方向の景色。

このあたりで左からの尾根と合流。

この左からの尾根が「大左名無し尾根」の第8弾で下った栗ノ沢右岸尾根です。

急登が始まります。

ねっ、急登でしょ。

景色を愛でる振りをしながら休憩します。

写真を撮る余裕はほとんどありません。滅茶苦茶な急登だし足元はズルズルのザレザレです。

あともうちょいです。

ゴール! 輪光院ツガ尾根、終了です。あの下というか底から登ってきました。

登ってきて左へ進めば、登山道に合流してすぐ馬仏峠です。

次に目指す岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根は反対のこっちの右。ターター! 輪光院ツガ尾根!。

こちらもすぐに登山道に合流します。

右に723mのピークを見上げながら通過します。次のピークから左下へズーっと伸びるのが岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根です。

あっちがこれから歩く岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根と玉指沢左岸尾根です。

あの乗越から左へ下るのが岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根です。

で、バーーーーン。こんなのはまったくもって想像もしていませんでした。広大な伐採地じゃないですか。正面がこれから歩く尾根です。

切り株の間を歩きます。ずっと遠景には新宿副都心もはっきり見えていました。あまりに広々としているとちょっと怖いです。

あっちから下ってきました。山肌に横たわる木はまだ生っぽい感じでした。

こんな景色のなかを下っていきます。エンジン音が谷に響いています。

スイカみたいな木っ端が落ちていたりもしました。

藪に入ったり

抜けたりしながら

意外にもちゃんとした道をたどっていくと、

尾根は分岐します。右は急降下で谷に下りていきます。左をチョイス。

まっ、こちらもとんでもない急降下ではあります。

下りてくると、

こんな場所になり、

また分岐があって、

また左をチョイス。

谷の対岸にエンジン音を轟かせる小屋がけが見えました。

こんなところを下っていくと、

対岸のとそっくりな小屋がけが見えてきました。

急降下を踏ん張りながら下っていくと、写真ではよくわからないですが、眼の前で、伐採した木を吊り下ろすワイヤーロープがエンジン音に呼応して上下に踊っているではないですか。あのワイヤーで叩かれたらひとたまりもありません。わたくしはワイヤーが高く跳ね上がったときを狙って、ジャック・バウアーのように敏捷かつ力強く危機を脱出したのでありました。

右下の沢(長ソネ窪)にワサビ田が見えました。

沢沿いの道に下ります。

あちらはワサビ田のある沢の上流方向。

はたらくくるまがグガーグッグガーガーガーと働いています。

あっちから下ってきました。これにて岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根は終了です。

はたらくくるまで働く若者に挨拶をして、平溝通り(平溝林道)を玉指沢左岸尾根に向かいます。
 
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