沼沢尾根

(その2の2)


御嶽駅・沢井駅分岐→赤テープ→平溝尾根少し→谷久保林道→軍畑駅


沢井尾根から平溝尾根へ、そして谷久保林道の上の方に降り立ち?

マムシグサ。わたくしが名前を知っているごく少数の野草の一つ。
左手に吸引力がハンパない赤テープ出現。黄テープのバツ印(正面3本の木のまん中)もある。これには写っていないけれどもう少し左奥にも赤テープがいくつかあった。
で、左に進み、先を見てみました。いい感じです。方向もなんとなくいいんじゃないの、とこの道を進むことに。大間違いです。沢井尾根は赤テープを無視し、そのまま直進でした。ま、これは後でわかること。
トラバース気味に歩いていくと、きれいな尾根筋が見えました。
植林帯を歩きます。
左に曲がる尾根。
この先、スッパッと切れ落ちていて、なんとなく右のへ踏み跡をたどることに。
こんな道です。先に見えている尾根筋を下ります。
ちょっとした藪です。
越えるときれいな尾根筋です。
だがしかし、この先も切れ落ちているっぽい。方角も東に寄りすぎていました。
で、登り返しました。プロトレックは672mを表示。
よーく見ると、南西に伸びる尾根があるじゃないですか。
適当にどんどこ下っていると、やっぱりがつんと切れ落ちてそうな雰囲気だったんで、また登り返しました。すると下りるときは気付かなかったんですが、はっきりとした道が左右に伸びていました。
これが左に向かう道で、
これが右に向かう道。方角的には南東に進まなければならなかったので、右に向かいました。
明るい尾根筋が見えました。
で、これがその尾根の乗越。赤テープが尾根を下れと誘っています。でも、これは方向が違う! というか、この時点で「おおよそ、ははーん、多分、パハップス、メイビー、道間違った」とわたくしは思っておりました。で、道無き道を歩くよりいまのこのしっかりした道を歩いて行こうと判断したのです。
とはいえ、道中、ちょっと怖い場所もありました。
尾根筋にぶつかりました。
プロトレックの表示は604m。
どうぞ! こちらです! みたいな尾根の道。
へっ? いきなり眼下に林道らしき道が見えました。劇坂です。
ホント、死ぬ思いで下りてきました。この写真の20倍はきつい坂でした。とくに上部が、ホントに。
中央の大きな岩の右から下りてきました。
林道を下ります。ところでここはどこ?。
いい雰囲気です。プロトレックの表示は446m。
そして谷久保沢沿いの谷久保林道を歩いている確証を得た看板です。
JR古里線24号の鉄塔に登る道があるらしい。いつか役立つかも。沢井尾根を間違ったくせにと思いながらも、一応チェックするわたくしでした。
道中、沢井第一浄水場が対岸にありました。
道中。
奥多摩線の鉄橋をくぐります。
青梅街道に出ます。左へ軍畑駅を目指します。
青梅市長、奥多摩町議会議員の選挙運動中だったんですね。尾根歩き中もウグイス嬢の声が時折聞こえました。
軍畑駅到着。
奥多摩駅到着。ある任務を負い、奥多摩駅までやってきました。
はたらくくるまと紅葉。
氷川大橋から見えた北氷川大橋にかかった緑色の巨大なすだれ。夜になると光の滝のように見えたりするイルミネーションの仕掛けじゃないのかな、だとすればかなり見応えありそう。とか思っていたけれど忘れていた。いま、写真を見て思い出した。これは何だろう? ネットで調べてみたけれどそういうイベントはしていなそう。奥多摩ビジターセンターに電話してみた。
(わたくし)「大きなすだれみたいなものが橋にかかっていたんですけどあれは何でしょう?」
(ビ)「へっ、・・・、少々お待ち下さい」
(ビ)「消防署のホースだそうです」
(わ)「へっ、・・・、ありがとうございました」
ということで一件落着。なるほどあれは緑の巨大すだれでもイルミネーションの仕掛けでもなく、消火ホースであることはわかった。が、しかし、消火ホースをいったいどうしてこんなに欄干にぶら下げているのか、その意図がいまひとつ不明じゃないですか。奥多摩消防署に電話してみました。
(わ)「どうして消火ホースを欄干にぶら下げていたのですか?」
(消)「ああ、あれはダンですね、ダン」
(わ)「ダン?」
(消)「消防団です。遠距離送水の訓練でホースを何本もつなげて水圧なんかのチェックをしたんですが、その後にホースを乾かすためにぶら下げていたんですよ」
(わ)「そうなんですか、ありがとうございます。これでくすぶってた疑問の火が消えました」
とは言わなかったけれど、納得しました。みなさん、お忙しいところ丁寧な対応ありがとうございました。
奥多摩駅に戻りました。
柚子胡椒づくり
軍畑から奥多摩駅への移動はこれが目的でした。柚子です。15玉購入しました。
柚子は柚子胡椒づくりに使います。今年で確か3回め。ピーラーで皮を剝きます。
ひたすら刻みます。
適当に鷹の爪を入れ、またひたすら刻みます。
塩を適当に投入。しつこく混ぜます。
柚子の果汁を2個分ほど絞り入れます。残った種を水に漬けておくと上等な美容液(?)になるらしいというので、以前、試しに作ってみました。ヌルッとした溶液になって、いかにもお肌すべすべになりそうな感じなのですが、わたくしがいまさらお肌すべすべになってもと思い、また家人は興味なさげで、この美容液としての使い方は止めました。
混ぜて完成です。市販されている柚子胡椒(胡椒は青唐辛子を意味する古語らしい)のほとんどは緑色だと思いますが、これは熟れた柚子と赤唐辛子で作るのでオレンジ色になります。緑色のものは緑の果皮と青唐辛子で作っているようです。
鍋の薬味にするたびに奥多摩のあんな尾根やこんな尾根を思い出す、なんてちょっぴり贅沢です。