奥多摩尾根歩き
ヤケト尾根、浅間尾根

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ヤケト尾根を歩きたいなと思った。『山と高原地図』を広げると何となく目に付いた、というだけのことなんだけど。日蔭名栗(ひかげなぐり)山に登り着いたら……、と地図を眺めていて、スッと南に下る浅間(せんげん)尾根が何となく目に付いた。ネットで調べてみると、ヤケト尾根は線無しのルートだが私でも歩けるんじゃないかと判断。ただ『すぐ役立つ 奥多摩の尾根と沢』(奥多摩山岳編)には「野生動物も多い篤志家向きのコース」だと紹介されている。著者の自嘲、そして自負が混じった言葉だと私は思う。もうひとつの浅間尾根は実線のルートだから危険はないはず。
北から南へ、尾根から尾根へ、歩くゾ!
コース JR青梅線奥多摩駅→[START]鍾乳洞バス停→八丁橋→ヤケト尾根→石尾根→日蔭名栗山→鷹ノ巣山避難小屋→浅間尾根→奥集落→峰谷バス停→[GOAL]峰谷橋バス停→JR青梅線奥多摩駅
歩いた日 2014年12月19日
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。

JR青梅線奥多摩駅〜鍾乳洞バス停〜八丁橋〜ヤケト尾根


日原川まで下りて尾根まで登る、なめたらいかんぜよ的なルート。

おはようございます。奥多摩駅から鍾乳洞行きバスに乗る。乗客は少ない。
鍾乳洞バス停から歩く。小川谷橋を渡ると左へ林道日原線を進む。
途中、崖の途中にカモシカがいた。
カメラ目線。
何かに気を取られた様子。
猛然と崖を駆け上るカモシカ。
道中。坑道の出入り口が開いていた。
凍った道を先行するパーティー。
八丁橋に着いた。
凍った滝が見えた。
金網と氷。
蜂の巣のよう。
ここを左へ入っていく。水色の看板は東京都水道局の「通行禁止」。行かせていただきます!
すぐの道。いきなりちょっと怖い。
日原川にニョキッと突き出した短い尾根を歩く。ここも怖いです。
右下に吊り橋が見えてきた。
ここは危険! 慎重に川まで下りていく。
亀みたいな岩。
この橋を渡ります。
いい感じ。
渡りました。
日原川の下流側。
橋を渡ってすぐの急斜面を登る。ザラザラのズルズルで登るづらいことこのうえない。控えめな赤テープがあった。
手も使って登る。
ほどなく作業道(?)に合流。
尾根に乗った。
と思ったらこんな道も。
水源林巡視路ってこんな道ですよね。
危険です。
滑り落ちたら底の底まで止まりそうにない。
岩がどんと居座った尾根。
慎重に右に巻く。
正面の尾根に向かう。苔がきれいな場所だ。
ここは崩落場所。そうとう広い面積が崩れ落ちている。下に見えるのは日原線だと思う。
写真ではほとんどわからないけれど、道を通せんぼするようにトラロープが張られている。ここから右に登る。