奥多摩尾根歩き
鳥屋戸尾根、(長沢背稜)、タワ尾根【後編】

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タワ尾根


すばらしきタワ尾根。けど、やっちゃいました!

尾根を下り始めてすぐ、あれはモノレールではないかいな。
終点でした。
モノレールに沿って歩く。
モノレールの右へ左へ、歩きやすい方に移りながら下る。
木立の向こうに見える山。
朽ち落ちた道標。
モノレールはぐーんと右にカーブして谷に落ち込んでいく。ここからモノレールを離れ、ほぼ正面の尾根を下る。タワ尾根、待ってろよ! ってな感じだ。
下りる。冒険心をくすぐりまくる尾根が続く。
こんな岩も出現して、大きく右に巻いてやりすごしたりする。
大きな岩の下部から巻いた道を見る。奥から道があったんだね。私は右のきつい斜面をずるずると下りてきたゾ。右の黒い輪はカメラのストラップ(念のため)。
こんなピークがいくつも現れる。直登か巻くか、好きなコースを選べるのがいい。
巻き中。
滑る。登る。滑る。登る、登る。
激しく落ち込んだ鞍部。
ピークを左に巻いたはいいが、道はなく、尾根に戻るべく苦闘中。
やっと、尾根道が目視できた地点。すみません、写真では確認できませんよね。
平坦な道もあった。
でもやっぱり急な坂もある。
地形が優しくなった。
倒れた巨木。
篶坂ノ丸(すずさかのまる)の付近。
尾根は広くなったり狭くなったりして続く。
尾根から見えたいろいろな山。
これも。
いい尾根だと思います。
謎のストーン・サークル。自然の造形じゃないよね……。
まだまだ尾根は続く。
珍しい柄物のテープ。推理その1。落ちていたものをそのままにしておくのもなんだから、拾って木に結んだ。推理その2。ここが思い出の場所なのでちょうど1年たって、気持ちを込めてテープを結んだ。推理3。ビニールテープがなくなったので行動食のクッキーの袋を結んでいたテープで代用した。
脚立の忘れ物。
ミズナラの巨樹。
折れたミズナラの巨樹。
ミズナラの巨樹。ウッド・サークルで守られている。
ほとんどの方は気付いていいますよね? タワ尾根といえばウトウノ頭の山名板がとても有名なんですが、今回、すっかり素通りしています。気付かずに巻いちゃいました。不覚をとりました。険しそうなんで左に巻いたピークがウトウノ頭だったんですね。
下山途中にすれ違った山おばちゃまに「ウトウノ頭はまだですか?」って聞くと「あっちよ。あっちあっち」って私の歩いて来たほうを指さしてくれました。薄い笑みを浮かべながら答えてくれてありあがとう。
近いうちにウトウノ頭に必ず行くゾ! と私は心に誓うのでした。