オロセ尾根、材木小屋尾根、小川谷上段歩道、四間小屋尾根、小川谷左岸道(2/2)
■小川谷下段歩道→(5分)三又→小川谷左岸道→(40分)小川谷林道終点→小川谷林道→(1時間40分)[GOAL]東日原バス停→JR青梅線奥多摩駅
小川谷下段歩道に中規模の崩落がありましたが慎重に通過。三又橋の残骸を眺めながらサンドイッチを食べ、小川谷左岸道へ。
小川谷下段歩道の下流方向にはロープが張られています。
小川谷の流れを覗き込みながら水を一口。
三又へ向かいます。
ゲッ、崩落です。こわごわ近寄っていきました。なんとかそのまま通過できそうです。
通過中。崩落地の上方。
通過中。ハート形の石。
通過中。小川谷に向かってズザザザザと崩れています。
無事に通過しました。
三又までもうすぐです。
三又に到着しました。
ありません。酉谷(とりだに)に架かっていた三又橋がなくなっています。Mさんのメールを復唱します。「なんと三又橋が流されました」。
三又橋は鉄骨ごと小川谷の右岸に押し流されていました。
足元の酉谷と滝谷(たきだに)の出合。橋を流すような流れになるとは想像できません。
一昔前に流された滝谷に架かっていた橋の橋台を背景に、わたくし製のサンドイッチを食べます。具はウインナーとベビーチーズ。
サンドイッチを食べ、水をゴクゴク飲んで、三又の周囲をぐるーっと眺めます。
三又橋が架かっていたあたりを徒渉します。左端に橋台の残骸が写っています。
小川谷左岸道を日原へ向かいます。
さようなら! 三又!
何度歩いてもいい雰囲気です。
道中。
ここです。「トラロープ沿いに斜降し谷に降り、谷を登り、ガレと大岩の境を登ると左に旧登山道です」(Mさん)の現場です。道は完全になくなっています。逆コースなので、まず①登山道からガレと大岩の境を下り、②谷を下り、③谷からトラロープ沿いに斜上することになります。
崩落地を上流から下流へ。
ちょっと下流の対岸にトラロープが見えます。
①登山道からガレと大岩の境を下ります。
②谷を下ります。
ここからは這い上がれそうにありません。
もうちょっと下っていくと、
トラロープが下がっています。ステップ(足場)も刻まれています。③谷からトラロープ沿いに斜上します。ロープは補助程度に使い、ほぼステップだけで登ることができましたが、下りにはロープは心強いはず。
登ってきました。
崩落地の上方。
①登山道からガレと大岩の境を下り、を見下ろします。
先に進みます。
次の崩落地です。ここは台風前とあまり変わっていないようです。
大きな倒木を潜って通過しました。
ググッと登っていきます。
台風の影響でしょうか、堰堤かなにかの構造物が崩されていましたが、
通過にはとくに問題ありませんでした。
すぐ先はいちばん台風の影響が心配だった難所です。台風前からの崩落地で、かつてMさんとTさんが道をつくり、ロープを張って養生した現場です。
手が入っているようです。細いですが、道にちゃんと角が付いています。のっぺりしていません。
通過中。冗談でも落ちてはいけません。
無事、通過しました。
そのすぐ先、微妙にデンジャラスです。この写真からはまったくその危険臭はしませんが、土や石が払われてはいるものの石垣(擁壁)の上の細い道を歩くのはわたくしには腰が引けます。小川谷林道はすぐそこです。ここまできて無理はしたくありません。高巻きます。
高巻き中。石がゴーロゴロでとても歩きづらいです。
通過しました。
小川谷左岸道はおしまいです。小川谷林道終点の広場が見えました。
あちらから歩いてきました。
広場からほぼ南の風景。水を飲みます。500mlのペットボトルがカラになったのでザックから氷を入れていたボトルを引っ張り出し、冷たい水をペットボトルに移しました。ついでに『登山詳細図』(前出)でコースタイムを調べてみると、ここから鍾乳洞バス停まで約1時間50分、鍾乳洞バス停から東日原バス停まで20分、合計2時間10分。4時台のバスに乗るには1時間40分で歩かなくてはなりません。迷います。
「無理! のんびり歩くのがわたくしの分だよね」とか、「5時台のバスを待つのはツラいなあ、どこにもビール売ってないし」とか、「『登山詳細図』のコースタイムがゆっくりめだったら間に合うかも」とか、優柔不断さに貴重な時間を失った末の
激走中(イメージ)です。とりあえず小川谷林道の始点まで激走してみて先のことを考えることにしました。
道の端を激走し、ふと振り返ったら道はジャキッという感じで削り取られていました。後ビビリしました。
激走中(同)。途中、若そうなシカに会いました。わたくしに驚いて林道を駆け出しました。追いかけました。わたくしの激走はシカに負けることが証明されました。
カロー橋を激走(同)。
小川谷林道の始点に着きました。早歩き(同)にスピードを落とし、時計を見て時間を計算をします。あと30分。微妙。けれどもまったく無理、という時間ではありません。激走(同)モードに戻ります。
すぐに梵天岩と日原燕岩洞門が見えてきました。はたして洞門は凱旋門なのでしょうか地獄の門なのでしょうか、激走(同)は続きます。
そして、東日原バス停に到着。
バスは16時17分の定刻に出発。ふふふ、やりました。間に合いました。途中下車してコンビニで缶ビールを購入。奥多摩の女(ひと)は壇蜜じゃなくて3密を避けるためにアイコンタクトだけで別れました。
山の神様、地権者の皆様、ありがとうございました。また少しずつ騒がしくなると思いますが、今後とも山で遊ばせてください。
小川谷下段歩道の下流方向にはロープが張られています。
小川谷の流れを覗き込みながら水を一口。
三又へ向かいます。
ゲッ、崩落です。こわごわ近寄っていきました。なんとかそのまま通過できそうです。
通過中。崩落地の上方。
通過中。ハート形の石。
通過中。小川谷に向かってズザザザザと崩れています。
無事に通過しました。
三又までもうすぐです。
三又に到着しました。
ありません。酉谷(とりだに)に架かっていた三又橋がなくなっています。Mさんのメールを復唱します。「なんと三又橋が流されました」。
三又橋は鉄骨ごと小川谷の右岸に押し流されていました。
足元の酉谷と滝谷(たきだに)の出合。橋を流すような流れになるとは想像できません。
一昔前に流された滝谷に架かっていた橋の橋台を背景に、わたくし製のサンドイッチを食べます。具はウインナーとベビーチーズ。
サンドイッチを食べ、水をゴクゴク飲んで、三又の周囲をぐるーっと眺めます。
三又橋が架かっていたあたりを徒渉します。左端に橋台の残骸が写っています。
小川谷左岸道を日原へ向かいます。
さようなら! 三又!
何度歩いてもいい雰囲気です。
道中。
ここです。「トラロープ沿いに斜降し谷に降り、谷を登り、ガレと大岩の境を登ると左に旧登山道です」(Mさん)の現場です。道は完全になくなっています。逆コースなので、まず①登山道からガレと大岩の境を下り、②谷を下り、③谷からトラロープ沿いに斜上することになります。
崩落地を上流から下流へ。
ちょっと下流の対岸にトラロープが見えます。
①登山道からガレと大岩の境を下ります。
②谷を下ります。
ここからは這い上がれそうにありません。
もうちょっと下っていくと、
トラロープが下がっています。ステップ(足場)も刻まれています。③谷からトラロープ沿いに斜上します。ロープは補助程度に使い、ほぼステップだけで登ることができましたが、下りにはロープは心強いはず。
登ってきました。
崩落地の上方。
①登山道からガレと大岩の境を下り、を見下ろします。
先に進みます。
次の崩落地です。ここは台風前とあまり変わっていないようです。
大きな倒木を潜って通過しました。
ググッと登っていきます。
台風の影響でしょうか、堰堤かなにかの構造物が崩されていましたが、
通過にはとくに問題ありませんでした。
すぐ先はいちばん台風の影響が心配だった難所です。台風前からの崩落地で、かつてMさんとTさんが道をつくり、ロープを張って養生した現場です。
手が入っているようです。細いですが、道にちゃんと角が付いています。のっぺりしていません。
通過中。冗談でも落ちてはいけません。
無事、通過しました。
そのすぐ先、微妙にデンジャラスです。この写真からはまったくその危険臭はしませんが、土や石が払われてはいるものの石垣(擁壁)の上の細い道を歩くのはわたくしには腰が引けます。小川谷林道はすぐそこです。ここまできて無理はしたくありません。高巻きます。
高巻き中。石がゴーロゴロでとても歩きづらいです。
通過しました。
小川谷左岸道はおしまいです。小川谷林道終点の広場が見えました。
あちらから歩いてきました。
広場からほぼ南の風景。水を飲みます。500mlのペットボトルがカラになったのでザックから氷を入れていたボトルを引っ張り出し、冷たい水をペットボトルに移しました。ついでに『登山詳細図』(前出)でコースタイムを調べてみると、ここから鍾乳洞バス停まで約1時間50分、鍾乳洞バス停から東日原バス停まで20分、合計2時間10分。4時台のバスに乗るには1時間40分で歩かなくてはなりません。迷います。
「無理! のんびり歩くのがわたくしの分だよね」とか、「5時台のバスを待つのはツラいなあ、どこにもビール売ってないし」とか、「『登山詳細図』のコースタイムがゆっくりめだったら間に合うかも」とか、優柔不断さに貴重な時間を失った末の
「無理! のんびり歩くのがわたくしの分だよね」とか、「5時台のバスを待つのはツラいなあ、どこにもビール売ってないし」とか、「『登山詳細図』のコースタイムがゆっくりめだったら間に合うかも」とか、優柔不断さに貴重な時間を失った末の
激走中(イメージ)です。とりあえず小川谷林道の始点まで激走してみて先のことを考えることにしました。
道の端を激走し、ふと振り返ったら道はジャキッという感じで削り取られていました。後ビビリしました。
激走中(同)。途中、若そうなシカに会いました。わたくしに驚いて林道を駆け出しました。追いかけました。わたくしの激走はシカに負けることが証明されました。
カロー橋を激走(同)。
小川谷林道の始点に着きました。早歩き(同)にスピードを落とし、時計を見て時間を計算をします。あと30分。微妙。けれどもまったく無理、という時間ではありません。激走(同)モードに戻ります。
すぐに梵天岩と日原燕岩洞門が見えてきました。はたして洞門は凱旋門なのでしょうか地獄の門なのでしょうか、激走(同)は続きます。
そして、東日原バス停に到着。
バスは16時17分の定刻に出発。ふふふ、やりました。間に合いました。途中下車してコンビニで缶ビールを購入。奥多摩の女(ひと)は壇蜜じゃなくて3密を避けるためにアイコンタクトだけで別れました。
山の神様、地権者の皆様、ありがとうございました。また少しずつ騒がしくなると思いますが、今後とも山で遊ばせてください。
山の神様、地権者の皆様、ありがとうございました。また少しずつ騒がしくなると思いますが、今後とも山で遊ばせてください。