長尾尾根844m峰北東尾根、長尾尾根844m峰北西尾根

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■JR五日市線武蔵五日市駅→［START］南郷バス停→林道矢沢線→（15分）林道熊倉線分岐→（20分）長尾尾根844m峰北東尾根取付（矢沢と熊沢の出合）→長尾尾根844m峰北東尾根→（1時間35分）長尾尾根844m峰

長尾尾根844m峰北東尾根の取付は矢沢と石原窪の出合です。そもそも出合に立てるのか不安だったんですがこれといった障害もなく、矢沢を渡って出合に立つことができました。
ただ、見上げると岩です。先が思いやられます。
急登に思いやられました。ただ、左からビシッと日を受けながら伐採地跡のへりを登り、どか〜んとした眺望に見とれたりもしたのでした。

おはようございます。武蔵五日市駅から数馬行きのバスに乗って南郷バス停で降りました。バスが跨いだ横断歩道から左に下って南檜原小学校跡に沿って

突き当りを右へ曲がるとすぐに「矢沢林道完成碑」が建っています。

そばの電柱には古い「林道矢沢線」の林道標がくくりつけられていて「0.0km」の標識が立っていました。写真奥に見える

矢沢に架かる矢沢橋を渡ると矢沢林道の起点を示す新しい林道標が設置されています。起点論争勃発必至です。

どちらにしろ矢沢林道を歩いてすぐ、矢沢沿いに見える椅子に

立ち寄ってみました。奥が矢沢林道です。座る気にはなりませんでした。引き返します。

左から流れてくる矢沢に右から熊倉沢が流れ込んでいる落合橋です。落合橋を渡り、矢沢林道を進みます。

猿？ 

林道を歩き、

落合橋から20分ほどでめざす長尾尾根844m峰北東尾根の対岸に着きました。待避所のように林道がふくらんでいます。めちゃくちゃキツそうな傾斜を眺めながら林道にザックを降ろし、杖とチェーンスパイクを出し、防寒着をしまいました。手ぬぐいと軍手は装着済みです。正装に身を固め、ザックを担ぎ、名前を忘れたなんとかココアをぐびりと飲み、

矢沢に降りました。待避所から矢沢に向かって草ボーボーの斜面が下っていて楽に降りてこられました。左から矢沢、右から石原窪の出合です。矢沢を渡り、石原窪を渡り、取付きます。

見上げると草木を被った岩崖です。杖を背中とザックの間に挟み、よじ登ります。

登ってきました。着ぶくれするタイプの尾根のようです。

本体は意外と痩せています。

登ってきて

520m圏で傾斜はゆるみ、尾根は幅広になりました。不思議な平地です。

平地からすぐにまた急登です。空が広がってきました。

570m圏で伐採地跡に出ました。11月下旬の太陽ですが暑いぐらいです。

矢沢の上流に前回下った茅丸（かやまる）北尾根が見えます。右のぽこりとしたピークが茅丸です。紅葉をまとって左に下り、とんでもなくデンジャラスだった下端部が隠れています。それほど広範囲を望めないんですがいい景色です。なんとかココアをぐびりと飲みます。

獣の足跡で賑やかな砂場みたいな場所を通過します。

登ってきて

登ります。

伐採地跡のてっぺん

ではなく、まだ先があり、左手から植林が迫ってきました。

ばきばきと登ったりもします。

かなりの急登です。

足を止め、4時方向に振り向くと大岳山が見えました。

空が広がり

もっと広がり

都心方面が見えたりもしました。 

長尾尾根と合流します。

844mの標高点あたりです。これにて長尾尾根844m峰北東尾根はおしまいです。

穂山地域の看板と「長尾尾根844m（軍刀利山北尾根）」の木札。

長尾尾根から眺める笹尾根。
ザックを降ろして広々とした平らな尾根でしばらく休憩します。ぶらぶらしながら次に下る長尾尾根844m峰北西尾根を探しますがよくわかりません。