奥多摩尾根歩き
チクマ山東尾根、荏ノ久保山東尾根

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大根山ノ神→不動山→(20分)荏ノ久保山→荏ノ久保山東尾根→(50分)名称不詳道路→青梅街道→(25分)[GOAL]JR青梅線古里駅


荏ノ久保山東尾根はいきなり尾根違いしてしまいました。すぐに修正できておだやかな尾根歩きがつづいたんですが、下るにしたがってどんどん傾斜はキツくなっていき、着地点の寸前で水のない奇妙な貯水池にぶつかりました。

西川林道をてくてく歩きます。かすかに登り基調です。
ちっちゃくて真っ黒いオタマジャクシがわんさかと群れていました。
杉ノ尾根です。林道の左手は本仁田山へ登り、
右手は大根山ノ神から
東へ下っていきます。しっかりした尾根道がつづきます。
道からはずれて659mの標高点あたりに来てみました。なんにもございません。
背の低いアセビに囲まれた平坦な尾根道をずんずん進み、
660m圏のささやかなピークです。『詳細図』には不動山という名前が記載されています。右(北)にはっきりした踏み跡がのびています。地形図を見ると鳩ノ巣駅あたりに下る尾根のようです。
久々の登りらしい登りを登り詰めると
荏ノ久保山の山頂です。このあたりに672mの標高点が設定されています。
先に進み、荏ノ久保山東尾根の下降点をめざします。
ここから下ります。
下ってきて
下ります。砕石工場の重低音が真正面からせり上がってきます。
尾根、間違っていました。右手のあちらが下りたい荏ノ久保山東尾根です。念のためスマホGPSを確認してよかったです。「なんかヘン・センサー」が作動した、のかな。
トラバースしてきて荏ノ久保山東尾根に乗りました。
雑木と植林の境界を下ります。緑がきれいです。
540mあたりの分岐です。わかりづらい分岐ですが右へ。地形図を見る限り左が本筋っぽいんですがより東進する右の尾根を下ります。
なんとなく勾配がキツくなってきました。
下ってきて
460mあたりの微妙な分岐は左へ。
さらに勾配がキツくなってきました。
浅い凹みがずっとつづいています。踏み跡はその右を下っています。
とんでもない急降下に脚が鈍く重くなってきたんですが
急降下はスッと収束。道路が見えてきました。
安全に着地できそうです。やれやれです。が、その前に右手の沢がなんとなく気になって
降りてみました。涸れ沢です。てっきり入川谷へのトンネルがあると思ったんですががっちりした石積で堰き止められています。石積の上には道路が走っています。うーん、ここはなんなんでしょう。水はないんですが貯水池のようではあります。伐りだした木を先ほどの凹みに流し落としてここに溜めていた、のかもしれません。
謎エリアから道路に登ってきました。これにてチクマ山東尾根はおしまいです。
青梅線のガードをくぐって青梅街道を左へ。古里駅をめざします。
きょうもお勤めご苦労さまです。
古里駅前のセブン-イレブンで缶ビールを購入。跨線橋の上で鳩ノ巣城山を相手に「乾杯!」
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございましたかなりキビしい尾根歩きでしたが無事に下山することができました。また、よろしくお願いします。