赤石尾根、大ブナ尾根
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■会所〜唐松平(大ブナ尾根分岐)〜大ブナ尾根〜大ブナ別れ
大ブナ尾根はどこ? えらいこっちゃの道迷い。巨木たちに雪バンバン!
雪はばんばん降っています。これから先、申し訳ありませんが雪ばんばんを想像しながら読んでいただくと幸いです(雪はちゃんと写せていません)。
道標まで戻ってきました。大ブナ尾根への降り口を目指します。
道標まで戻ってきました。大ブナ尾根への降り口を目指します。
まったく道はわかりません。
ここでなぜか、突然きっぱりすぱっと雪が切れます。
ますます雪は激しくなります。
正面の木に、下調べで見た赤い塗料の「大〜」があった。
この木の向こうを覗いてみる。道があるようなないような。突入を決定(真似をしないほうが賢明です)。
雪のなか、ズルリずるりと降りていきます。しかし、なんかおかしいのです。尾根のとんがりがなくなり、平らになり、その先は谷っぽくなっている。地形図を見ると、大ブナ尾根の姿とはまったく違う。
これが持参していた地形図[拡大]。鉛筆の線が歩く予定のルート。
私なりの検証ですが、地形図には尾根が1本抜けてんじゃないでしょうか。
私なりの検証ですが、地形図には尾根が1本抜けてんじゃないでしょうか。
どうも左(東)の尾根が正しいらしい。ズルリずるりとトラバース開始。
相当厳しいトラバースですが、写真ではその厳しさがまったくわかりません。いや、苦労自慢するわけじゃないですけど。
ズルリずるりが続きます。
とっても滑っちゃいました。と書いているけど、寒くて冷たいうえに冷や汗たっぷりで相当厳しい状況です。
トラバースしながら小さな尾根を二つ越えました。この先がおそらく大ブナ尾根のはず。
とてもしっかりした尾根に乗ったゾ。これはその尾根の上を見た風景。
これは下を見た風景。尾根筋の方向を調べるとほぼ南へ下っている。まず、大ブナ尾根に間違いないと判断。
道中の巨木。
道中。
こんな木も立っている。
これから3枚の画像は下から上への脳内パノラマでご鑑賞ください。(下 1/3)
(中 2/3)
(上 3/3)
植林帯へ入ります。
赤い塗料があった。
杖が思いと思ったら先っぽがこんなになっていた。ケシ坊主みたいだ。
靴はこんな感じ。紐がほどけ、危険でだらしないことになっていた。
急坂そして踊り場、が2、3度続いた。
振り返ってみる。気が付くと、水の流れる音が聞こえていた。
急坂が続く。
左側に落ちてはいけません。
こんな場所も通ります。
まだ左側に落ちてはいけません。
まだまだ左側に落ちてはいけません。
左から2本めの木の幹に赤い塗料で左へ向かう矢印が書かれていた。この先の分岐で赤塗料に従う。
ずっと先に道標が見えた!
大ブナ別れに到着。道標で賑やかな乗越だ。
これは赤石尾根の下端方向。
道標のどれも文字の判読は難しい。
大ブナ尾根を見上げる。
「無線局」の標札。