
与津の沢右岸尾根、永栗ノ峰南東尾根
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■高水山→永栗ノ峰→永栗ノ峰南東尾根→見晴広場→慶徳寺→雷電山南尾根→辛垣山→名郷峠→[GOAL]JR青梅線・二俣尾駅(→河辺温泉 梅の湯)
永栗ノ峰南東尾根は2カ所で分岐した尾根の選択で慎重になりました。下端はあまりの「さらされ感」にちょっと戸惑いました。
 主催者に常福院も名を連ねているトレラン大会のポスターが貼られていました。それまで「青梅丘陵高水山岳マラソン」と呼ばれていたのが2006年から「青梅高水山トレイルラン」と呼ばれるようになったようです。軍畑駅方向に進みます。
    主催者に常福院も名を連ねているトレラン大会のポスターが貼られていました。それまで「青梅丘陵高水山岳マラソン」と呼ばれていたのが2006年から「青梅高水山トレイルラン」と呼ばれるようになったようです。軍畑駅方向に進みます。 
  この道標で「林道を経て上成木」方向へ進みます。
    この道標で「林道を経て上成木」方向へ進みます。 こんな道をどんどん歩いて行くと、
    こんな道をどんどん歩いて行くと、
  林道が見えました。なちゃぎり林道という名前です。道なりに進みます。
    林道が見えました。なちゃぎり林道という名前です。道なりに進みます。 ランナーが駆け抜けていきました。わたくしは左の尾根の名残りのような土手のような盛上りに乗って歩いていきます。永栗ノ峰に続く道のはずです。
     ランナーが駆け抜けていきました。わたくしは左の尾根の名残りのような土手のような盛上りに乗って歩いていきます。永栗ノ峰に続く道のはずです。 すぐに分岐がありますが、尾根筋である右手に登っていきます。
    すぐに分岐がありますが、尾根筋である右手に登っていきます。 右下に林道が見え隠れします。
    右下に林道が見え隠れします。
  永栗の峰(633m)の山頂に到着。尾根の途中といった感じでピーク感はありません。水を飲んですぐ出発します。
    永栗の峰(633m)の山頂に到着。尾根の途中といった感じでピーク感はありません。水を飲んですぐ出発します。
   林道が見えてきました。左に大きくカーブする林道が尾根を分断する格好です。
    林道が見えてきました。左に大きくカーブする林道が尾根を分断する格好です。
  分断された尾根の先端がある左の方にちょっと歩くと、階段が見えました。どうやら尾根の続きのようです。
    分断された尾根の先端がある左の方にちょっと歩くと、階段が見えました。どうやら尾根の続きのようです。 見晴広場を目指します。穏やかな道もあれば、
    見晴広場を目指します。穏やかな道もあれば、
  急降下もあったりして、
    急降下もあったりして、 青梅市の「二級基準点NO.14」というのもありました。
    青梅市の「二級基準点NO.14」というのもありました。
  ササに挟まれた道も歩きます。
    ササに挟まれた道も歩きます。 尾根が分岐します。プロトレックの表示は557m。地図で確認します。右の北東方向に進みます。
    尾根が分岐します。プロトレックの表示は557m。地図で確認します。右の北東方向に進みます。
  ランナーのグループとすれ違ったりしながら快適な尾根道を下っていきます。
    ランナーのグループとすれ違ったりしながら快適な尾根道を下っていきます。
  ねっ、快適です。
    ねっ、快適です。
  で、唐突にこんな場所に出ました。ポスターは青梅高水山トレイルランのコース表示です。問題はその向こうのベンチっぽい丸太とその回りのスペースです。
    で、唐突にこんな場所に出ました。ポスターは青梅高水山トレイルランのコース表示です。問題はその向こうのベンチっぽい丸太とその回りのスペースです。 角度を変えるとこんな感じ。プロトレックの表示は510m。どうやらここが見晴広場のようです。正直、見晴らしはとくによくないし、広場というには狭い印象。ただ、藪の仲に入ってウロウロしてみると、平らな部分はもっと広く、以前はもっと草木が刈り込まれていて、南から西方向の見晴らしのいい広場だったんじゃないんでしょうか。
    角度を変えるとこんな感じ。プロトレックの表示は510m。どうやらここが見晴広場のようです。正直、見晴らしはとくによくないし、広場というには狭い印象。ただ、藪の仲に入ってウロウロしてみると、平らな部分はもっと広く、以前はもっと草木が刈り込まれていて、南から西方向の見晴らしのいい広場だったんじゃないんでしょうか。
  ちょっと道を戻ってみたところ。左下に折れるのがトレランコースというか、榎峠(えのきとうげ)への登山道。右手奥が見晴広場。
    ちょっと道を戻ってみたところ。左下に折れるのがトレランコースというか、榎峠(えのきとうげ)への登山道。右手奥が見晴広場。 見晴広場を右手にして尾根筋を直進します。
      見晴広場を右手にして尾根筋を直進します。
  430mあたりの尾根の分岐。
    430mあたりの尾根の分岐。 慎重に検討します。左の尾根に進みます。
    慎重に検討します。左の尾根に進みます。
  これは360mあたりの分岐。左に進みます。
    これは360mあたりの分岐。左に進みます。 鉄塔が見える開けた場所に出ました。
    鉄塔が見える開けた場所に出ました。
  鉄塔の脚部を見下ろしながら歩きます。
    鉄塔の脚部を見下ろしながら歩きます。
   前方がドカンという感じで開けました。幼木が育ちつつある伐採地です。
    前方がドカンという感じで開けました。幼木が育ちつつある伐採地です。
  右手のフェンスネットに沿って下ります。急降下です。
    右手のフェンスネットに沿って下ります。急降下です。 フェンスネットが終わると晒され感がハンパないです。足元に見えるのが慶徳寺のようですが、そのまま直下降するのはなんだか気が引けます。道行く人がこっちを見上げているし。
    フェンスネットが終わると晒され感がハンパないです。足元に見えるのが慶徳寺のようですが、そのまま直下降するのはなんだか気が引けます。道行く人がこっちを見上げているし。
  そこで右手の竹林に入ることにしました。
    そこで右手の竹林に入ることにしました。 竹林内を彷徨中。
    竹林内を彷徨中。
  竹林内は足元が悪すぎて、下端あたりで再び尾根筋に復帰。
    竹林内は足元が悪すぎて、下端あたりで再び尾根筋に復帰。 なんとか慶徳寺まで下りられました。
    なんとか慶徳寺まで下りられました。
  さっぱりした外観の慶徳寺。左上は先ほどの鉄塔。
    さっぱりした外観の慶徳寺。左上は先ほどの鉄塔。 慶徳寺前の平溝川を渡ります。目の前が今朝下りてきた道でした。
    慶徳寺前の平溝川を渡ります。目の前が今朝下りてきた道でした。
  永栗ノ峰南東尾根の下端を見上げます。
    永栗ノ峰南東尾根の下端を見上げます。 大通り(都道193号)に出ます。予定より2時間くらい早く歩き終えてしまいました。「このまま軍畑駅から帰宅してもなんだか電車賃がもったいないしなぁ」などと思いながらズボンのサイドポケットに突っ込んでいたA4に印刷した地形図を眺めました。で、雷電山(らいでんやま)の文字が目に入りました。「よしっ、ここに行こう」と快調な尾根歩きに調子に乗りまくったわたくしは即決したのでした。
    大通り(都道193号)に出ます。予定より2時間くらい早く歩き終えてしまいました。「このまま軍畑駅から帰宅してもなんだか電車賃がもったいないしなぁ」などと思いながらズボンのサイドポケットに突っ込んでいたA4に印刷した地形図を眺めました。で、雷電山(らいでんやま)の文字が目に入りました。「よしっ、ここに行こう」と快調な尾根歩きに調子に乗りまくったわたくしは即決したのでした。
  軍畑駅に向かって歩き、国立奥多摩美術館の向こう、西峰の出橋(にしみねのではし)を渡ります。左の建物が国立奥多摩美術館です。
    軍畑駅に向かって歩き、国立奥多摩美術館の向こう、西峰の出橋(にしみねのではし)を渡ります。左の建物が国立奥多摩美術館です。 左の山並みを見上げながら歩いて行くと、山に向かうなんとなくイイ感じの坂道がありました。
    左の山並みを見上げながら歩いて行くと、山に向かうなんとなくイイ感じの坂道がありました。
  が、その手前の民家とガードレールの間に山道が伸びているのを発見。こちらを歩くことにしました。
    が、その手前の民家とガードレールの間に山道が伸びているのを発見。こちらを歩くことにしました。 すぐに祠がありました。
    すぐに祠がありました。
  こんな場所を歩きます。どこを歩いているのかさっぱりわかっていません。
    こんな場所を歩きます。どこを歩いているのかさっぱりわかっていません。 きょういちばんの新緑です。
    きょういちばんの新緑です。
  急登です。方角的には、青梅丘陵のハイキングコースに向かっているはずです。
    急登です。方角的には、青梅丘陵のハイキングコースに向かっているはずです。 だだっ広い広場のような場所を左手に見ながら右の尾根筋を登って往きます。
    だだっ広い広場のような場所を左手に見ながら右の尾根筋を登って往きます。
  こんなモッコリとした急登が何カ所かありました。
    こんなモッコリとした急登が何カ所かありました。 激登です。
    激登です。
  で、やっとハイキングコースに合流かと思われたのが、プロトレック466m。
    で、やっとハイキングコースに合流かと思われたのが、プロトレック466m。 でもなんだか違います。記憶にあるハイキングコースはこんなのではなく、もっと幅が広くていつでも舗装できそうな平らで押し固められた道だったはず。
    でもなんだか違います。記憶にあるハイキングコースはこんなのではなく、もっと幅が広くていつでも舗装できそうな平らで押し固められた道だったはず。
  方角的にはこちらが榎峠。
    方角的にはこちらが榎峠。 こちらの青梅方向に進みます。
    こちらの青梅方向に進みます。
  こんな所を登ってきたんですが、見たとおり道なんてありません。
    こんな所を登ってきたんですが、見たとおり道なんてありません。 右下に帯状にやたらと広い平らな場所が見えました。何かがあったに違いないと思うのですが、それ以上はわかりません。
    右下に帯状にやたらと広い平らな場所が見えました。何かがあったに違いないと思うのですが、それ以上はわかりません。
  こんな分岐に出会いましたが、左は藪に埋没。ちょっと右に進んで左の尾根に登ってみました。
    こんな分岐に出会いましたが、左は藪に埋没。ちょっと右に進んで左の尾根に登ってみました。 すると向こう側に明らかにハイキングコースと思われる道が見えました。ドジャドジャドジャと下りました。
    すると向こう側に明らかにハイキングコースと思われる道が見えました。ドジャドジャドジャと下りました。
  雷電山を探しながら青梅方向歩いたんですが、見つからず。まっ、いいかと辛垣城跡(からかいじょうせき・あと)に寄ってみます。
    雷電山を探しながら青梅方向歩いたんですが、見つからず。まっ、いいかと辛垣城跡(からかいじょうせき・あと)に寄ってみます。 城の何かの施設があったに違いない雰囲気が充満している区域を通過します。
    城の何かの施設があったに違いない雰囲気が充満している区域を通過します。
  つわものどもが夢の跡。花を愛でます。
    つわものどもが夢の跡。花を愛でます。 辛垣山の山頂。ここにも城の何かの施設があったらしいですが、何も残っていません。
    辛垣山の山頂。ここにも城の何かの施設があったらしいですが、何も残っていません。
  辛垣城跡。このあたり一帯が城だったようです。
    辛垣城跡。このあたり一帯が城だったようです。 堀切の遺構だと思われる道を進みます。
    堀切の遺構だと思われる道を進みます。
  名郷峠(なごうとうげ)に到着。祠がケルンに飲み込まれそうに建っています。ここから二俣尾(ふたまたお)駅に向かいます。
    名郷峠(なごうとうげ)に到着。祠がケルンに飲み込まれそうに建っています。ここから二俣尾(ふたまたお)駅に向かいます。 崩れかけた木橋を渡ったりします。
    崩れかけた木橋を渡ったりします。
  左奥から下りてきました。右は物見山という山に向かうようです。
    左奥から下りてきました。右は物見山という山に向かうようです。 道中。緑がだんだん濃くなってきました。夏は近いです。
    道中。緑がだんだん濃くなってきました。夏は近いです。
  道標によると鳥居の向こうは「至 枡形山(山の神)」面白そうですがまた今度。
    道標によると鳥居の向こうは「至 枡形山(山の神)」面白そうですがまた今度。 道はいつの満仁か西城(にしじょう)林道になっていて、先に民家が見えてきました。
    道はいつの満仁か西城(にしじょう)林道になっていて、先に民家が見えてきました。
  二俣尾駅に着きました。
    二俣尾駅に着きました。 青梅街道を挟んで駅の向かいにある雑貨店で缶ビールを購入。電車を待ちます。
      
    青梅街道を挟んで駅の向かいにある雑貨店で缶ビールを購入。電車を待ちます。
  知りませんでした。
    知りませんでした。 JR青梅線河辺駅で途中下車。「河辺温泉 梅の湯」に寄りました。初めてです。お値段はちょっとお高めですが、露天風呂は充実していました。
    JR青梅線河辺駅で途中下車。「河辺温泉 梅の湯」に寄りました。初めてです。お値段はちょっとお高めですが、露天風呂は充実していました。
  一人反省会。「雷電山を目指して登った尾根はいったいどこなのか」に議論は集中したのでありました。鳩首凝議の結果、まとまったのが冒頭のコースです。まあまあ、いい線いっているはずです。
    一人反省会。「雷電山を目指して登った尾根はいったいどこなのか」に議論は集中したのでありました。鳩首凝議の結果、まとまったのが冒頭のコースです。まあまあ、いい線いっているはずです。