都県境尾根、柳沢左岸尾根(その3の3)

黒山→(引き返す)都県境界尾根→ベンチ→柳沢左岸尾根→名栗川橋→[GOAL]峯バス停


柳沢左岸尾根は道標はないけれど、しっかりした道がついています。


黒山からベンチのある柳沢左岸尾根の下降点まで引き返します。

このあたりはいろいろと謂われのある馬乗馬場(まのりばんば)という場所らしいです。特に何があるわけではないですが、平らで広く、不思議な空間です。先ほど倒木をグーッと迂回したあたりです。

戻ってきました。760mあたりです。正面のテープが巻かれた木から下っていきます。

大松閣(たいしょうかく)は立派な温泉施設です。ただ温泉入浴のみのサービスはないようなので、わたくしにはほぼ縁はありません。道標の方向に進みます。

こんな急降下を経て、

まだ続きます。

ヤセた所もあります。

ここに落ちたら、うまくすれば木に引っかかる、という感じなので落ちてはいけません。

「大門 ゲート」という道標。まったく意味がわかりません。

560mあたりから西に見えた山。黒山だよ、と言ってください。

テキトーに下ります。

空薬莢を通過します。

迷いようがない尾根道が続きますが、

445mあたりで行く手に通せん坊。

その先はどうなってんでしょう、と進んでみると激しい急降下がチラリと見えたんでそそくさと退却し、

通せん坊から山肌を歩く道に下っていきます。

劇坂をやり過ごしましたが、

やはりそこそこ急降下です。このあたり(といってもよくわかりませんよね)から二輪や四輪のエンジン音が聞こえてくるようになりました。

尾根を何度か移った気がしますが、もう道のなすがままです。

沢の音も聞こえてきました。谷の下を覗き込んでみますが、水は見えません。せっかく「左岸」という名前の付いた尾根を歩いているので沢の姿は見てみたいものです。

何となく尾根にゆったり感が漂ってきました。

今にも落ちそうなヤブツバキの花。「いのーち、みぃーじかーし、こいーせよおとめー」と歌わざるを得ない風情です。

左手に湯基(とうぎ)の集落が見えてきました

車道が見えてきました。

橋が見えます。

この右の尾根から下ってきました。やりました! 左岸尾根を歩ききりました。

車道に上がります。

小さな橋の名前は柳沢橋(やなさわはし)。沢の名前は柳沢(やなさわ)とありました。

柳沢と名栗川の出合い。

あっちから下りてきました。せっかくですから、名栗川の上流に向かって歩き、名栗川橋を見学します。

名栗川橋です。

名栗川橋は「埼玉県指定有形文化財」とのこと。「どんな洪水にも流されない橋」を願い、大正13年(1924)に建造。[拡大

「土木学会選奨土木遺産」でもあります。

確かに頑丈そうで、質実剛健といった趣です。ここはやはり、ビシッと胸を張って歩くべきでしょう。

下流側を撮影。

上流側を撮影。

名栗川橋を渡るとすぐに名栗川橋バス停です。せっかくですから飯能側に1つバス停を歩きます。

峯(みね)バス停に到着。

せっかくというのは、ここの庚申の水(こうしんのみず)という湧水です。2つの蛇口があります。4リットルほどの水を汲みました。

取水場などの維持管理費として「車1台につき100円をお願いしております」とあります。徒歩のわたくしは迷った末、50円にまけていただくことにしました。おまけに維持管理代を入れるボックスではなく、お隣の賽銭箱に入れてしまいました。すみません。今度はちゃんとします。

馬頭観音はツルッツルに磨耗していました。

由来。[拡大

飯能行きのバスがやって来ました。

飯能駅2階の日高屋で一人反省会です。ビールに空豆、イワシフライ。議題の大半は柳沢左岸尾根の中盤から終盤にかけてのだらけた態度についてでした。しっかりした道にあまりにも頼りすぎではなかったか、もう少し積極的に尾根に取り組むべきではなかったか、地図読みをちゃんとして自分の位置を確認しながら歩くべきだったじゃないの、などと日本酒(常温)になっても舌鋒鋭い批判は止むことはありませんでした。
お読みいただき、ありがとうございました。

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