栂ノ山尾根(その3の1)


今回は栂ノ山尾根(つがのやまおね)を登りました。地形図にもない、いわゆるバリエーションルートです。というか、バリバリのバリエーションルートです。危険すぎます。余程の腕自慢といいますか脚自慢といいますか、山自慢の方以外にはオススメ度ゼロです。といいますか、マイナス2くらい。わたくしはとっても好きで敬愛してやまない動画(ほぼ編集なしで生の独白がバリバリ入った長編山歩きYouTube)を見ていて(以前にも同じ動画を見たことはあります)、「あっ、ここ行こ」と決めてしまいました。なぜでしょ? わかりません。それでもって記憶にある限りいちばんのデンジャラス尾根歩きを経験することになりました。まあ、わたくしの記憶はどんどん欠落しているので断言できないところではありますが。
栂ノ山尾根という名称は実は定かではありませんが、鷹ノ巣山(たかのすやま)の南にある東西に短いノボリ尾根の支尾根です(と思います)。
で、デンジャラスな栂ノ山尾根はやがてノボリ尾根に合流し、ノボリ尾根は榧ノ木尾根(かやのきおね)に合流します。そのまま北上すると石尾根(いしおね)にぶつかるのですが、その前に水根沢林道(みずねさわりんどう)への分岐に進み、水根に下りました。水根沢林道は「林道」という名称ですが、登山道そのものです。栂ノ山尾根を這った後からなのか、事前調査で散見した「危険」はほとんど 感じませんでした。これが「危険」なのかな。

コース 奥多摩駅→(START)峰谷橋バス停→(50分)下り橋→(20分)栂ノ山尾根登り口→(1時間40分)栂ノ山→(40分)ノボリ尾根と合流→(40分)榧ノ木山→(30分)水根林道への分岐→水根林道→(2時間10分)(GOAL)水根バス停
歩いた日 2017年11月17日(金)
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。


奥多摩駅→(START)峰谷橋バス停→下り橋→栂ノ山尾根登り口→栂ノ山


イイ感じに栂ノ山尾根の取り付きへ、そして責め苦が始まりました。


おはようございます。奥多摩駅前のバス停から「奥12」に乗ります。

峰谷橋バス停で下車。橋のたもとでは紅葉と奥多摩湖と何かを撮ろうとするカメラマンがいました。

まずは峰谷を目指します。青梅街道を離れ、峰谷川の左岸(林道峰線)を上流に向かって歩きます。写真中央は廃校になった奥多摩町立小河内小中学校で、いまは一般財団法人小河内振興財団の事務所として使われているようです。

綾羅錦繍とはいえないですが、まだまだ紅葉が美しいです。

山並み。

雨降りバス停を通過。

ノボリ尾根の取り付きです。

下りバス停を通過。

峰谷川渓流釣場の紅葉。

峰谷バス停を通過。

擁壁の上に放置自動車が見えたら、

下り橋(くだりばし)はすぐです。この吊り橋を渡ります。「下りのカヤ」と「雨降りの滝」が見所らしいです。

下り橋から上流を撮影。残念ながら手前のワイヤーロープにビシッとピントが合っています。

橋を渡ると大事にされているに違いない地蔵が二体。橋を渡り、左に進みます

正面の電柱二本に挟まれた小径を進みます。

小径の入口です。

下りのカヤがある白鬚神社。

こんなところです。

2分くらい粘りましたがモモンガは見られませんでした。

雨降りの滝(だと思われる滝)。

そろそろ目指す尾根ですがこんな所は無理です。

雨降りの滝(だと思われる滝)のてっぺん。

峰谷川の左岸をどんどん歩きます。

相変わらずこのあたりからは尾根に取り付けそうもありません。

岩が威圧します。

かつては遊歩道だったのでしょうが、いまは荒れています。

右から奥沢、左からモクボ谷(多分)。

奥沢に架かる橋とその向こう岸に民家(おそらく廃屋。違ったらごめんなさい)が見えてきます。栂ノ山にはこの橋の右手からよじ登ります。

橋はこんな感じで、

渡ると民家(おそらく廃屋。違ったらごめんなさい)の庭先を通り、車道につながります。

栂ノ山尾根は、この橋のたもとから取り付くのがいちばん楽そうです。写真ではそれほど傾斜は感じませんが、相当な斜度です。

微妙な踏み跡をたどって尾根に乗りました。

行く手はこんな感じ。めっちゃ急坂です。

ちょっと登ると東方面が開けていました。

この写真だとまったくわかりませんが、左は大崩落です。そのヘリをよじ登っていくことになります。

こんな崖を登ります。木は朽ち木、石は浮き石をモットーに、根っこをガシガシとつかみながら体を引き上げていきます。登り初めからまだ15分ほどですが、もう完全に後悔しています。こんなはずじゃなかった、と20回は頭の中でうなっています。

なんとか這い上がった尾根を見下ろした写真。

でもって、まだまだこんな尾根が続きます。こんなはずじゃなかった、と40回は頭の中でうなっています。

どっちに転げても二、三回は死にます。否、左は四回は死にそうです。

これは右側。可愛いものです。左側は怖くてカメラも向けられませんでしたから。

しつこいようですが、左側は切れ落ちています。こんな場所は天国です。

相変わらす滅茶苦茶な急登ですが「死ぬかも」というデンジャラスゾーンは脱したようです。

歩いてきた尾根。

左手に伐採地が見えてきました。

めっちゃ急坂に変わりはないけれど、こんなほうが歩きやすいです。少なくても死にそうではありません。

浅間尾根(せんげんおね)が見えているはずです。

道があるようなないような道を登ります。

伐採地のヘリまでいって撮影。山の中腹に奥の集落が見えます。

伐採地のヘリまでいって撮影。

伐採地のヘリまでいって撮影。

こんな急坂を登ってきました。

ワイヤーロープが残置されていました。で、やっぱり急登は続きます。

アセビのトンネルをくぐったりもします。

ベリッとはがれた木を通過。

なんだか穏やかになってきました。

間違いなく、穏やかです。

栂ノ山(1013m)の控えめな山名板がありました。

山頂より。西北西から南へ回転。

山頂より。

山頂より。

山頂より。
 
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