奥多摩尾根歩き
タル沢尾根、榛ノ木尾根

(2/2)


将門馬場→石尾根→(25分)六ツ石山→(20分)トオノクボ→榛の木尾根→(1時間30分)境の清泉→(5分)[GOAL]境橋バス停→JR青梅線奥多摩駅


榛ノ木尾根はなんともとらえどころのない尾根です。防火帯(?)から原っぱ、フェンス沿いからの植林帯へ。廃屋(?)を縫いながら長ーいくの字くの字で下っているといつの間にか下山です。尾根、歩いたっけ? みたいな気分になります。

石尾根を東へ、六ツ石山を目指します。
将門馬場から約25分、六ツ石山の山頂に着きました。三等三角点があります。標高は1478.84m、基準点名は境。境はこれから下る集落のことだと思うんですが、かつて榛ノ木尾根は六ツ石山への登山道として君臨していたと聞いたことがあります。やっぱり榛ノ木尾根のてっぺんは六ツ石山が妥当なのかな?
山頂からの景色。なにも見えません、というか白い雲がバッチリと見えています。
カフェラテがなくなったのでペットボトルに詰めてきた水を飲んで出発します。虫が写っています。
雲の中を下ります。
生首を通過します。
雲が流れたのか雲の下になったのか、明るくなりました。
と思ったらまた雲の中です。
トオノクボに到着です。
榛ノ木尾根は道標の向こうです。
防火帯(らしい)になっている尾根上を下ります。
シンメトリーな木を通過します。
ときどき急降下が現れます。
見るたびにギョッとする大きな反射板を通過します。
下ります。
1100mあたりで植林帯に潜り込みます。
下ってきて
下ります。
尾根筋はあちらの
沖ノ指山(おきのさすやま)をピークを通るんですが、きょうは見上げながら通過します。
沖ノ指山から尾根伝いに下ってくると登山道との合流地点で炭焼き窯跡にぶつかります。
下ってきて
小さな社に到着。950mあたりです。
景色。左上の六ツ石山は見えていません。
原っぱに出ました。このあたりは赤テープがあちらこちらにぶら下がっています。赤テープを頼りにすると迷いかねません。テキトーに下ります。
こんな道を下り、
フェンス沿いの道に出ました。
ずんずん下ります。
モノレールにぶつかりました。
モノレール沿いに右折したんですが、あの先は歩けそうになりません。左下の道に降ります。
モノレールを横切ります。
こんなところを通過し、
廃屋(違ったらごめんなさい)を通過し、
南洋? みたいな木を通過し、
くの字くの字で植林帯を下ります。
廃屋(以下同文)を通過し、
廃(以下同文)、
謎の構造物を通過します。
廃犬小屋(以下同文)を通過し、
廃(以下同文)、
廃線の鉄橋が見えてきました。
見えてないかもしれないけれどこれにて榛ノ木尾根はおしまいです。
「境の清泉」に寄りました。
あるだけの容器に約3リットルの水をいただきました。
境橋バス停です。5分足らずでバスが来ました。ちょっとラッキーです。みんなやってくるバスをジーッと見つめていますが運転手さんからはどう見えるんでしょう。エサを待っているヒナ鳥みたいでしょうか。
途中下車して缶ビールを買いました。
「久しぶり! 奥多摩の女(ひと)! 相変わらずそうでよかった。きょうはなんだかんだで1か月半ぶりの尾根歩きだったよ。思った以上に体力も気力も長持ちしたんだけれど脚力がね。これまでそれほど苦にならなかった段差でも歯を食いしばらないといけない場面が何度かあったんだ。徐々に慣らさなきゃとも思うし、そんなの必要ないテキトーでいいんじゃない? とも思うし。まっ、次にどんな尾根を歩くか、じっくり考えてみるよ。じゃあ、またね。奥多摩の男(ひと)にもよろしく!」。
山の神様、地権者の皆様、久しぶりの尾根歩きでした。無事に帰ってきました。ありがとうございます。これからもさらによろしくお願いいたします。