小怒田ノ尾根、千足尾根(その3の2)



小怒田ノ尾根→いろいろあって→高黒山→富士見台


小怒田ノ尾根の西隣の尾根を激登。ひょっとして、小怒田ノ尾根の岩を登った方が楽だったのかもしれません。


向こうからなんとかこちら(西)の尾根に移りました。

800mあたりから700mくらいまで下ったことになります。ここから登ります。植林帯の急登です。

岩を避けたつもりなんだけれども、岩が見えてきました。

近寄ってみます。

右方向に歩きやすそうな岩の隙間がありますが、あちらは大岩にぶち当たる公算大です。

この正面の岩を登れるはずもなく、

左にぐるりと回り込みます。

確かほぼ腹ばいで撮影した写真。相当な傾斜があったはずです。

尖った岩の上を這っていきます。

岩の左側は、腰が引けてちゃんと撮影できません。木がまばらに生えている崖です。

で、これはひょっとしてクマ穴ではないでしょうか。穴の高さは1m20cmほど。1mほど奥で下方にえぐれていて、全貌はわかりませんでした。ここでクマに鉢合わせしたら一巻の終わりです。前門の崖、後門のクマです。わたくしは半ばやけくそでクマ穴の上をよじ登っていきました。

新旧のクマ(おそらく)の糞がいくつも落ちていました。穴はあの突端の下、4〜5mあたりにあります。

穴の発見から15分くらい登ってきました。何も追ってきません。とりあえずの危機は脱したのでしょうか。

もう引き返すという選択肢はありません。ひたすら岩をよじ登るしかありません。ひょっとして尾根を移らないほうが楽だったんじゃないの? と一人つぶやいても詮無いことです。

木の根元に足裏をくっつけて水飲み休憩です。うっすらと山並みが見えます。

ちょっと右へ。

もう一回、ちょっと右へ。笹尾根が見えていると思うんですが。

こんな場所を登ってきました。

で、こんな場所を登ります。頑丈そうに見える岩でもボロボロ崩れます。大きめの木でも完全に朽ちていたり、ベリッと根が剥がれたりします

手のひらを思いっきり広げた軍手と山肌の摩擦で体を支えたり、ザックに引っかかった枝に引きずり下ろされそうになったり、木の根を掘って指を掛けたりしながら、こんな場所に這い上がってきて、

こんなところをよじ登ります。

前の写真から10分ほど登りました。なんとなく、普通に歩けます。夢のようです。

小怒田ノ尾根に乗ったはずです。やりました! 滑落せず、クマにも会わず無事に歩けました! けれど、これって小怒田ノ尾根を歩いたことになるのでしょうか。核心部の岩を登っていないわけですから……。まっ、いいか。

もう、こんな岩を見てもわたくしはビクともしません。

950mあたり。おだやかな尾根筋を歩きます。

道中。

つづら岩が見えました。3、4人が岩に取り付いています。声も聞こえます。新人研修みたいな雰囲気です。崖とクマを克服したおじさんは「頑張れよ」とエラそーにエールを送るのでした。

高黒山に到着。

山名板。

山頂からの風景。北東方向から時計回り。

山頂からの風景。

山頂からの風景。

山頂からの風景。

山頂からの風景。

山頂からの風景。で、こちらに進みます。

こんなゆったりとした尾根を歩きます。

植林の中をひと登りすると富士見台の四阿が見えてきました。
 
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