井戸沢尾根、馬頭刈尾根


おおよそ1ヶ月半ぶりの尾根歩きです。相当なブランクをつくってしまった。なぜか? なんて誰も興味ないだろうけど、備忘録を兼ねているこのサイトの性格上、一応書いておきます。話せば長くも短くもない、微妙な長さなので、適当に説明します。原因は二つで、通風の発作と仕事でした。
まず通風の発作の痛みで、歩くことさえ困難になってしまったんです。これほど知っている人と知らない人の差が大きい痛みもないんじゃないのだろうか。文字通り、風が吹いても痛い。で、吹かなくても痛い。私の場合、これまで右足の親指の付け根、右膝、左足の親指の付け根、左足の親指の第一関節、左足の小指の付け根に発作が起こった。右足の親指の付け根なんか3度くらい発作に襲われている。そこそこベテランなのである。発作は尿酸の結晶が関節に巣くって神経を刺激することで起こるらしい。で、尿酸の結晶が好きな場所がおおよそ発作が起こる場所だ。歯が痛い、頭が痛い、腰が痛いなどなど、つらい痛みはたくさんあるけれど、拷問で「痛風の発作を起こすぞ!」って脅されたらほとんどだいたいのことはしゃべってしまいそうな気がする。そんな痛みで尾根歩きはとてもじゃないけど無理。しかも今回は右足の親指の付け根の痛みが治まりかけた頃、左足の小指の付け根に発作が起きた。移動は這うか両足を引きずりながらだ。この両足を引きずりながら歩くのはちょっとしたコツがいるけれど、そのノウハウはここでは関係のない話。
仕事のほうは、単純に時間が必要だっただけ。しかも事務所の引っ越しという、そこそこ大きなイベントもあった。足の痛みと時間を作ることができなくてのブランクだ。
前置きが長くなっちゃった。
コースについては何となく決定。登りと下りでまだ歩いていない尾根を歩ければいいな、と探した。で、このブランクの間に入手した『静かなる尾根歩き 奥多摩から八ケ岳まで100コース 』(松浦 隆康著  新ハイキング選書)で登りは井戸沢尾根(いどさわおね)をチョイス。下りは馬頭刈尾根(まずかりおね)を歩くことにした。
おおよそのコースタイムはざっと計算したところ9時間30分くらい。ちょっと長いかな、と思ったけど前後に歩道歩きが3時間ちかくあるので、まあ大丈夫かな、と。大きな判断ミスでした。
井戸沢尾根に取り付いたあたりからもう体は重くてだるくてしんどいのなんのって。馬頭刈尾根はその体のしんどさに両足の先の激痛が加わってそれはもうちょっとした苦行のような尾根歩きになってしまった。
以下、「早く帰りたいー!」気持ちが伏流水のように流れている井戸沢尾根と馬頭刈尾根の記録です。
なお、今回からごく大ざっぱな「私」のコースタイム(かかった時間)を書くことにしました。あくまでも個人的な備忘録です。参考にしないでください。
コース 白丸駅→(1時間30分)海沢探勝路→(30分)井戸沢尾根→(2時間30分)トバノ岩山→(1時間10分)富士見台→(30分)つづら岩 →馬頭刈尾根→(1時間)鶴脚山→(30分)馬頭刈山→(1時間40分)軍道(ぐんどう)バス停→(30分)武蔵五日市駅
歩いた日 2015年4月28日
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。


白丸駅〜海沢探勝路〜井戸沢尾根


ネジレの滝あたりから井戸沢尾根へ。尾根はテープ類はほとんどないけれど、尾根の形ははっきりしている。


おはようございます。白丸駅で下車。白球が出迎えてくれました。

青梅街道を奥多摩方向に歩き、数馬峡橋(かずまきょうばし)を渡る。数馬峡橋から多摩川の下流方向を見る。新々緑だ。

これも数馬峡橋からの景色。

対岸のこんな遊歩道を奥多摩駅方向に歩きます。

発電所が見えてくる。

そのちょっと先にはトイレがある。

とっても味のある書体の「三ツ壷ノ滝 大楢峠方面」に進む。

「アメリカキャンプ村」へ向かう。

左端に見えるのは建設中の「城山トンネル」。

橋は渡らずに谷川の左岸の道を進む。

てくてく歩く。

海沢隧道(うなざわずいどう)をくぐる。照明はなく、足元も見えないくらい真っ暗。

海沢隧道の先が林道海沢線でしょうか。右のような看板が立っていました。

道中。

心地よいです。

カメラを突き出して撮影。怖いので林道の端っこには寄れません。

伐採した木の集積所。

この写真じゃまったくわからないけれど、切り出された木がケーブルに吊され、深い谷を越えてくるようすは弩級の迫力だ。

海沢園地が見えた。

海沢園地にはモノレールの起点があった。右に見えているのはトイレ。休憩にもってこいの四阿もある。

海沢探勝路を歩き出す。

三ツ釜の滝。

この階段を降りてネジレ滝へ。

階段を降りてすぐの滝。これがネジレ滝かなと思いながら写真を撮ったけれど、やはりどうも違うみたい。この滝の右方向にはっきりした踏み跡があったのでそっち方向にあるのでしょう。たぶん。ついでに大滝もそっちの先でしょう。

階段を登り返し、この道標に戻る。

はっきりとした踏み跡を先に進むとこの道標に出くわす。ここから写真の奥に向かって井戸沢尾根を目指す。踏み跡はない。藪だけど薄い。

尾根に乗った。

最初のほうはこんな感じ。

道中。うーん、イイ感じ。

尾根筋をたどるか左に折れる心地よさそうな山肌を歩くか迷った場所。左に折れた。

踏み跡はあるようなないような。ただ、とても心地よい山歩きだ。

10分近く適当に歩いていくと、どうも行く手は崖っぽいことに気付く。

右の尾根に登り始める。

こんな場所をずざりずざりと登り、なんとか尾根筋に戻りました。好事魔多し。

尾根上の露岩。例によって私のこの写真よりはホンモノのほうが迫力はあります。ただ、危険な場所ではなく、そこそこ慎重に足場を確保すれば正面、左右どこからでも歩けると思います。

こんなところを登るゾ! という写真。右の立木にとても古そうな布が巻かれている。

 

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