奥多摩尾根歩き
出野沢右岸尾根、浅間尾根

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数馬分岐→数馬峠(藤原峠)→仲の平分岐→御林山→仲の平分岐→仲の平→数馬の湯→温泉センターバス停


仲の平分岐から檜原街道へ下る尾根は変化があって飽きず、数馬の湯の近くに下山できてグッドです。

よろしくお願いいたします。
なんとなく雲が薄くなってきました。
林道が見えてきました。
林道を向こう側に渡ります。
整備された道を快適に歩きます。
数馬峠(藤原峠)に到着。小さくて白い道標は左に向かう浅間尾根登山口バス停への道を示しています。ちなみに数馬峠は北西の藤原集落側の呼称で、藤原峠は南の数馬集落側の呼称らしいです(出典は『復刻版 奥多摩』p.101 宮内敏雄著)。それぞれ目指す方面の名前を付けたわけですね。
数馬峠のお地蔵さん。右奥から歩いてきました。このお地蔵さんを頂点にしてV字形に左奥に進みます。
右に道らしきものが伸びていました。
920m付近。また道らしきものが右に伸びていました。
5分も歩くと、ここでも右に道らしきものが伸びていました。
ちょっと展望が白く開けた場所。
道中。
990m付近。ここでも右に道がのびていました。浅間尾根はかつての主要産業道路であり生活道路であったわけで、このような枝道はたくさんあったんでしょうね。
仲の平分岐に到着。「ノ」か「の」は西東京バスの「仲の平」バス停より「の」を採用。どうでもいいか。
覗く感じの急降下です。ここでちょっと思案。まだ時間はあるのでもう少し先に行ってみようと思いました。目指すは三等三角点のある御林山(おはやしやま)です。「思いつきのルート変更は事故のもと!!」の忠告なんてまるで覚えていないオヤジです。コースタイムは約15分。
珍しくコースタイム通りに御林山直下に到着。
山頂です。
よく見かけるシブい山名板もありました。
山頂の様子。
山頂の様子。
尾根筋。これを歩くと先ほどの巻き道に合流するはずです。水を飲んで引き返します。
引き返し中。
戻ってまいりました。檜原街道に下ります。
急降下が続きます。
こんな尾根筋を下りてきました。
穏やかな道になりました。下の方からバイクの音が聞こえます。
と思ったら植林帯のくの字くの字攻撃です。ですが、この尾根に付けられた道はなんといえばいいでしょう、なんかファジー(古?)です。きっちり計算された道ではなく、ゆらぎがあって単調でもなく退屈でもありません。水が流れる音も聞こえ始めました。
とはいってもこのU字溝みたいな道は歩きづらいです。
U字溝を過ぎると再びファジーなくの字くの字です。
この階段にはやられました(下から上を撮影)。真ん中の丸太の左(写真では右)に足を置いたとたん、ツルンと音がしたんじゃないかというくらい見事に滑ってしまいました。お尻が勢いよくズドンと垂直に落ち、審判によっては技ありを取られてもおかしくない状況でした。
そんなちょっぴり厳しい闘いのあった道を見上げます。緑がきれいでした。
階段にやられました。もう結構です。
もう少しで檜原街道です。
下山です。
檜原街道に下りて左に進みます。
仲の平バス停を通過。
数馬の湯に到着。
食堂から。天井が高くて開放感があります。
風呂のあと、舞茸の天ぷらとビールを注文。舞茸は地元産でしょうか。抹茶塩でいただいた肉厚の天ぷらはとてもおいしゅうございました。高校野球を見ながらビールを飲んでいると、なんだか自宅にいるような気分でした。
檜原街道の向かいにある温泉センターバス停です。
あれよあれよという間にこんなに並びました。ではまた来ます。