藤棚山東尾根、金比羅尾根(その2の1)

今回は藤棚山東尾根(ふじだなやまひがしおね)を登り、金比羅尾根(こんぴらおね)を下りました。
前々回のバラ尾根と中尾根と同様に、奥多摩というよりは奥武蔵じゃなかろうかという山域です。でもまあ、そんなに気にしません。わたくしは。
藤棚山東尾根は名栗湖(埼玉県飯能市)の北にある尾根。てっぺんは藤棚山という山で、ほぼ東にグーッと小殿(こどの)という地区まで伸びています。尾根の大半は林道と付かず離れずというか、付いたり離れたりです。道標はありませんが尾根伝いにテープ類があり、道もしっかりしています。
金比羅尾根は奥多摩の金比羅尾根ではなくこちらの金比羅尾根で、藤棚山東小尾根と名栗湖の間にあります。蕨山(わらびやま)という山をてっぺんにして、東南へグググーッと伸びて名栗湖の東の端の下あたりが下端(道標は河又[かわまた]となっていました)です。こちらの尾根は「名栗湖ネイチャートレイル」と名付けられている登山道です。普通に歩けば。わたくしは下端部で登山道をはずれ、尾根筋を辿ってみました。高い擁壁の上なんかに出て立ち往生するのがいちばん怖かったのですが、なんとか道路に下りられました。有間ダムを真上から見下ろしたり、不思議な遺構に出くわしたり、ちょっとした冒険でした。

コース 西武池袋線飯能駅→[START]小殿バス停→藤棚山東尾根→(3時間30分)蕨山→(40分)藤棚山→大ヨケの頭→(1時間)中登坂→金比羅山→(1時間40分)[GOAL]さわらびの湯バス停→西武池袋線飯能駅
歩いた日 2019年4月27日(土)
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。


[START]小殿バス停→藤棚山東尾根→(3時間40分)蕨山


藤棚山東尾根はお墓から取り付き、林道は見て見ぬ振りして尾根を歩きました。すぐ足元を立派な林道が並行しているのに、尾根を意地になって歩くのはちょっと滑稽ではありますね。


おはようございます。西武線飯能駅です。予定より早い電車に乗れたはいいけれど乗り継ぎのたびにどんどん早くなってバスを30数分待つハメに。「ヤマノススメ」ラッピングバスに乗り込みました。満員です。

約50分ほどで小殿バス停に到着。さわらびの湯で多くの登山客が降りて、何人か乗って、わたくしひとりを降ろしてバスは走り去りました。駐車場奥の白い壁の建物がトイレ。その右は四阿。その右は電話ボックス。トイレの上に覆い被さっているのがこれから歩く藤棚山東尾根です。

四阿とトイレを借り、出発です。電話ボックス横の植え込みに挟まれた道に進みます。

駐車場を横切ってずっとまっすぐ歩きます。あの突き当たりを右へ。

左折してこの道に入っていきます。右上が藤棚山東尾根です。

このお墓の石垣が尾根の下端あたり。立派な道が伸びています。が、登り口に看板があります。確かに民家の窓を覗き込むような道です。おまけに優秀な番犬がすぐ近くで吠え続けています。

お墓の左側、ここから取り付くことにします。

登り始め。

登ってきました。

そこそこしっかりした道があるのですが、わたくしはもちろん正面の尾根をビシッと歩きます。

後悔しそうになる藪が続き、

いきなりドカンという感じで林道が現れました。地図にはありません。

立派な林道です。

336mのピークを探そうと、尾根を歩きます。

ピークはよくわからないままでしたが、そのまま尾根を歩きます。

林道に分断されても、

こんな障害物に行く手を邪魔されても、

こんなどっちでもいいじゃないの? みたいな場所でもビシッと右の尾根を歩きます。

崩れた祠を通過して、林道の向こうの尾根に渡ります。

そこそこ急登です。

リンドウではなくスミレでしょう。花を愛でながらちょっと休憩。

登ってきて、

また林道を渡ります。

尾根伝いにこんな新旧のマーク類が続いていました。

ここももちろん、左の尾根へ。

なだらかな場所です。

そこの抜けた一升瓶が転がっていました。醤油が入っていたのでしょうか。そんなことはないと思います。

林道に突如として現れたヌタ場。獣の足跡がたくさんありました。

450mあたりから尾根は右にグーッと曲がります。

あそこで

この右からの尾根と合流しました。520m圏です。

そこからすぐ、ここで林道はおしまいでした。

尾根は続きます。

空が見えます。

てっぺんは592mのピークでした。

しっかりした道が続いて、

こんな場所に出ました。左手が大きく開けています。

南西方向。下りに歩く金比羅尾根が横たわっています。右のピークが大ヨケノ頭で左のピークが小ヨケノ頭だとは断言できません。

もう少し登ると、

鳥居観音が見えました。わたくしは勝手にトンデモ施設だろうと思っていたんですが、どうやらそうでもないらしいです。すみません。

登ってきて、

大岩を回り込みます。

右(左にもあったかも)の巻き道はもちろん歩かず、正面の尾根へ。

ここももちろん正面の尾根へ。

えらい急でした。

まだあります。

大きな倒木を迂回すると、

ちょっとした急降下で、

しっかりした道に戻りました。

林道にぶつかりました。とてもじゃないですがあの正面は登れません。

ちょっと左に回り込んだこの踏み跡から尾根を目指します。

尾根に復帰。

謎の物体を通過します。

こんな尾根を登っていくと、

西平山(732m)に到着。

景色はこんな感じ。

先に進みます。

急降下の先に林道が見えてきました。

植林の縁に沿って尾根は続いています。

いい眺めです。

こんな尾根を歩いて

ピークに登ると大遠見山(733m)という山の山頂でした。

山頂からの眺め。

山頂からの眺め。

山頂からの眺め。

山頂からの眺め。まあまあの遠見ができました。

先に進みます。

なぜかバックミラーが倒木に載っていました。鳥が運んだのでしょうか。

デーモン閣下を思い出した切り株。

ちょいヤセ尾根を登って行くと

740m圏で右からの尾根と合流し、左にグッと曲がって進みます。

また林道とぶつかりました。もちろん、右の尾根を歩きます。ほとんど意地です。

林道の終端です。

尾根は続きます。

続きすぎるくらい

続いて、

あそこで右からの尾根と合流しそうです。

これが右からの尾根。

左へ進みます。

空が広がっています。

道標の立つ尾根、金比羅尾根に合流しました。

右手のあちらがこれから向かう蕨山方向です。あの正面のピークは蕨山か橋小屋ノ頭か、どちらかだと思います。

ここからはキッチリした道で、わたくしがゴチャラゴチャラぬかしてもしょうがないので、スッと蕨山まで行きます。


20数分で蕨山に到着。たくさんのハイカーがいました。ただしここは展望台で、山頂ではないらしい。先に進みます。

こんな道を歩いていくと、

あそこのピークには、

こんな道標や

こんな道標が立っていました。

これは名郷への道。とんでもない急降下です。2、3人がゆっくりゆっくり登ってくるのが見えました。

こんな板がくくり付けられていました。

ここが蕨山の山頂のようです。つまり金比羅尾根のてっぺんです。

そのすぐ下のベンチでお昼ご飯にしました。ここは誰もいません。メニューは自作の肩ロースのローストポークを具にしたおにぎらずと松茸の味お吸いもの。お湯はポットで持参です。食べていると、ハイカーが次から次へとやってきて「へーっ、ここが頂上なんだ」「地味だね」「お墓みたいだね」などと言って去っていきました。
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