奥多摩尾根歩き
アシダキ沢右岸尾根、カラダキ沢右岸尾根

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今回はアシダキ沢右岸尾根(榛ノ木尾山南西尾根 はんのきおやまなんせいおね)を登り、カラダキ沢右岸尾根(トオノクボ南西尾根)を下りました。いずれも小河内(おごうち)ダムのちょっと下流に流れ込む水根沢(みずねさわ)の左岸にある尾根です。名前は『奥多摩 登山詳細図(西編)』(吉備人出版)に記載されている沢名や山名を参考にしてテキトーに付けています。
登ったアシダキ沢右岸尾根は六ツ石山の南にある榛ノ木尾山(扇ツ平 おおぎっぴら)というピークをてっぺんにして南西に延びて水根沢に落ち込んでいる尾根です。下ったカラダキ沢右岸尾根は榛ノ木尾山からちょっと南へ下ったトオノクボという場所あたりから南西に延びて水根沢に落ち込んでいる尾根です。
どちらの岸尾根もおそらく市販されている登山地図やガイドブックには紹介されていないと思います。ネットでポツポツというかポツッと見かけたくらいです。
おおいに参考にさせてもらったのが「Mマップ」です。「Mマップ」は”日原のトップ ガン”とも”奥多摩のトップ ガン”とも呼ばれるMさんが沢を登り尾根を越え作業道を追い、時にはピッケルで道をつくりながら実地検分で作成した地図情報です。
以下、「Mマップ」 をたどったり外れたり、短時間だけれどもちょっとした岩場登りや植林帯の急登から自然林の開放的なテクテク歩き、右か左か真ん中かどっちの尾根に進むか悩んだり、ロープの先に行ってみたりした尾根歩きの記録です。